九州・熊本県にある世界最大級のカルデラを擁する阿蘇山。東西18km、南北25kmのカルデラを囲む外輪山北側には延々と草原が続く牧歌的な景観が広がっています。
今回、外輪山上に位置するアソカンオフロードサーキットで北九州エンデューロ(北エン)の特別戦・ニューイヤーエンデューロ(NYED)が開催されるということで参戦してきました。
圧倒的大自然を体感することができるオフロードレース
実はこの地をオフロードバイクで走るのは2回目。1回目は2018年3月のJNCCグリーンバレー森羅。YZ125Xで初めて出場した全国規模のレースです。
この時、ゴーグル越しに見た圧倒的スケールの大自然が記憶の中に鮮烈にあり、いつか再び走ってみたいと思っていたところにNYED@アソカンの情報が目に飛び込み、参戦することにしたのでした。
レース当日の朝、会場近くの大観峰に立ち寄ってご来光を臨んできました。
気温は-2℃で快晴。ただし昼前には曇り出す予報。
地面には霜柱が成長していて、これが溶け始めると激マディに変わりそうな予感(笑)
そして現地に到着。参加台数は40台ほど。知り合いの方々が何人もおられ、とても和やかな雰囲気。
刻々とマディコンディションになるレース展開
路面は引き締まっているものの、凍結によりスリッピーな場所があるとの事前情報があり、空気圧はフロント0.6、リア0.3に設定。リアタイヤは中古のVE33s。
そしてレーススタート!スタート位置は前から四列目ぐらい。一周目はコースを覚えることに集中。
今回のコースは周回前半がアクセル開け開けのハイスピード、後半がカーブや起伏が連続した数m幅のシングルトラックルートとなっていて変化が楽しい。
Lap1はミスコースがあったりして遅れたもののLap2以降はコンスタントに8分台で周回を重ねていく。ただし、気温の上昇により路面がツルツルマディに変わり始め、徐々にタイムが悪化。
Time | |
Lap1 | 10:57 |
Lap2 | 8:53 |
Lap3 | 8:06 |
Lap4 | 8:37 |
Lap5 | 8:42 |
Lap6 | 8:46 |
Lap7 | 14:56 |
・・・ | ・・・ |
Lap11 (Final) | 12:16 |
そしてLap7で上り斜面の途中で失速し、初転倒。ツルツルのためバイクの引き起こしに手こずるなど阿蘇の黒土の洗礼を受けることに。
引き起こしによるスタミナ切れとそれに伴うスピード低下、そのせいで転倒しやすくなるという悪循環が始まり、以降のラップは一気にラップタイムが落ちるとともに、ファイナルラップではガス欠寸前になるというおまけ付き😂
最終的に周回数11で15位の結果で今年の初レースは終了!
失速・転倒を防ぐ走り方や、ハイスピードでのフォームなどいくつかの改善点を意識させられ、これも良い経験でした。ご一緒させていただいた方々、ありがとうございました!
最後にレースの動画をアップしていますのでよかったらどうぞ!
コメント