野母崎エンデューロ(ノモエン)2025に参戦してきた

レース
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2025年2月23日、長崎市の野母崎グリーンパークで年に一回開催される野母崎エンデューロ(通称ノモエン)のCOMPクラスに参戦してきました。長崎市という、必ずしも地の利が良い場所とは言えない環境での開催にも関わらず、FUNクラス、COMPクラスそれぞれ31名、70名と多くの参加者で賑わっていました。

野母崎グリーンパークは「軍艦島が見えるモトクロスコース」と紹介されており、その名の通り高台のコースから海を見渡すことができる珍しいコースなのです。

ノモエンへの参戦は2020年、2023年に続き3回目で、昨年11月のビギナーズエンデューロ@ホワイトバレー以来のレースとなります。今回は3連休の中日となる、2月23日の開催なので翌日にゆっくりと後片付けができるのがありがたかったです。

レース結果は当日発表がなかったため持ち越しですが、中の下ぐらいかなぁ。

準備編、今回はタイヤも新品に交換!

先々週のテージャスランチでのリヤタイヤのコンディションがダメダメなことを痛感し、新品のVE-33sへと交換しました。

そしてバイクをトランポへと積載。今回は日帰り参戦で荷物が少なかったためNV350キャラバンではなく、N-VANを選択しました。N-VANは高速道路でACC(アダプティブクルーズコントロール)が使えるので、本当に楽なんです。

バイク、ブーツ・ウェア等のプロテクタ、工具一式、メンテナンス道具一式、携行缶などを載せてもまだスペースには余裕がありました。N-VANへのEC250積載については近々レポートしようと考えています。

そしてレース当日

午前6時前に出発!

長崎自動車道を経由して、午前8時ちょうどに到着。

気温は5度以下で、時々粉雪が舞うコンディション。海の方に目を向けると、雲の切れ間から後光が差す幻想的な風景が広がっていました。

早速、EC250を積み下ろし、準備を始めます。

受付を済ませた後は、ブリーフィング。ルールやコースコンディションについての説明が行われます。今回はFUN, COMPクラスともに難所はカットされ、グルグルレースとなるみたいです。

FUNクラス

そしてFUNクラスのスタート。スタートのタイミングをショート動画で撮影しました。テネレ700が!

しばらくレースを観戦した後に、レースの準備を始めます。

こちらの写真が公式から告知されたCOMPクラスのコースマップ。2年前に走ったはずなのに、ほとんど記憶がない(汗)。確か、3段坂は2020年の参戦時に大渋滞したところだったかな。

COMPクラスのスタートを前に出店されていたふぐ出汁うどんをいただきます。あったまる〜。

COMPクラス

そして、スタートラインに並びます。

レーススタート!

ゼッケン番号順に10台ずつ時間をずらしてスタートする形式です。最初にモトクロスコースを走ります。画面右に映っているのは軍艦島?

その後、林間コースへ移ります。2020年のレースでも渋滞していた三段坂ですが、とりあえず突っ込みます。

三段坂の中盤に差し掛かると、バイクまみれ(笑)。スピードに載せているので中央の隙間を狙うことに。

すると、同じラインを走っていた前走の方がバランスを崩し、ボクも同時に失速!

ちょっとした地獄絵図に(笑)

オフロードバイクの、こうした情報量の多い写真好き!

その後は、オフィシャルから告知されていた通りのグルグルレースで知り合いの方を抜いたり抜かれたりしながら、2時間半をぶっ通しで走り続けました。さながらハイスピードクロカンのような展開で、持久力と集中力、そしてスピードの要素が求められるレースとなりました。

レース中のトラブル

3周目あたりから、上り坂でTPIのオイル警告ランプが点灯し、下り坂では消灯することが繰り返されるようになりました。おそらく、2ストオイルのタンクが空になりかけたせいで、バイクの傾きによってセンサーが反応しているような印象でした。完全点灯するまでは持つだろうと判断し、続行!

その後、4周目あたりから次はバイクの直進安定性が損なわれるようになり、具体的にはリアが暴れ出す感じ。降りて確認したところ、リアタイヤがパンクし、ビードストッパーで何とかビードが外れずに済んだ状態。だけど、せっかくのレースのためスピードを緩めながらレースを続行することに。

何とか完走

そして、トータル2時間50分ほどを走り切ってレース終了!

こちらはGarminで記録した走行軌跡です。走行距離43.46km, 移動時間は2時間53分でした。

そして、レース終了。お疲れ様でした。

リアタイヤもご覧の通り。ビードストッパー以外は完全にビードが落ちてます(笑)

周回ごとのラップタイムを確認すると、4周目以降は徐々にタイムが遅くなっていました。これはパンクだけではなく、スタミナの方も強く影響している感じ。疲れない乗り方をするための基礎練習と乗り込みが必要ですね。

レース中の様子をギャラリーの方が写真を撮影していただいていて、ありがとうございます!

そして、表彰式等を経て家路につくのでした。

大村湾に降り注ぐ夕日を背景に汚れたフロントホイールが際立つ(笑)

レースを終えて

そして、翌日。バイクとブーツを洗浄して、2025年のノモエンは全て終了。

バイクを積み下ろして、高圧洗浄機を準備して、

洗車完了!

洗車後の気付き

スイングアームガードのタイラップがちぎれてました。

ラジエータを止めるボルトの一つも無くなってます。

2ストオイルはまだ大丈夫そう。ガソリンはタンクの3/4程度を消費してました。自分の走り方だと3時間はギリギリ持ちそうですね。

今回、オイル警告、リアタイヤのパンク、ボルトの外れなど事前準備を入念にしていれば防げたミスが多く、この点は今後の課題となりました。

最後に、運営の方々、そしてご一緒させてもらったみなさま、ありがとうございました。

レース中のヘルカメ映像をyoutubeにアップしましたのでよろしければご覧ください。

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