10月17日に開催される「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026」にエントリーしました!
コース詳細は距離約114km・獲得標高1,500mという、自分にとってはまさに未知の領域……!「このままじゃ脚が終わってDNFでは!?」という強烈な危機感から、計画的にヒルクライム練習を重ねることを決意しました。
今回はその第1弾として、佐賀県唐津市の「鏡山(標高280m)」で早朝ヒルクライム練習を行ってきました。朝焼けに染まる唐津湾の絶景や、全16カーブの葛折り攻略、山頂での至福のコーラまでのライディングレポートをお届けします!
今回のライドログ・走行データまとめ
まずは今回の鏡山ヒルクライム練習の走行データとルートログです。Stravaから抽出した実走データがこちら!
| 項目 | 記録・数値 |
|---|---|
| 使用機材(愛車) | Specialized 2021 Tarmac SL7 Expert |
| 総走行距離 | 16.78 km |
| 獲得標高(登り) | +281 m |
| 移動時間 / 経過時間 | 45分00秒 / 56分13秒 |
| 平均速度 / 最高速度 | 22.4 km/h / 92.0 km/h |
| 最高標高 / 最低標高 | 265 m / 3 m |
| 平均ケイデンス | 65 rpm |
| 平均心拍数 | 128 bpm(最高: 168 bpm) |
| 平均パワー | 124 W |
| 平均気温 | 25.8 ℃ |

▲ 鏡山ヒルクライムの走行軌跡と、斜度(勾配)カラーマップ付き標高図
ながとブルーオーシャンライドに向けて練習開始!
山口県長門市をメイン会場(ルネッサながと)に開催されるサイクルイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026」。
日本海の青く澄んだ海岸線だけでなく、秋吉台カルストロードの雄大な大正洞やエメラルドグリーンの別府弁天池、俵山温泉などを巡るコース設定で、非常に魅力的なイベントです。そのコースプロフィールは距離約114km、獲得標高1,500mとかなりタフ!
これまで平坦メインや短い坂しか走ってこなかったボクにとって、1,500mアップの本格山岳&ロングライドは未知の世界。大会当日に無事にゴールするためには、今から計画的に登坂力を鍛えておく必要があります。
そこで本日のミッションは「ヒルクライム強化練習」!
本当は七山村の「白木峠」まで足を伸ばしてガッツリ登る計画だったのですが……盛大に寝坊しました(笑)。
「やばい、日が昇りきったら猛暑で干からびる……!」ということで、急遽予定を変更し、自宅からサクッとアクセスできる近場の名スポット「鏡山」へ登ることにしました!
午前5時過ぎに出発!大鳥居からヒルクライムスタート
まだ街が眠りについている午前5時過ぎ、相棒のロードバイク「Specialized Tarmac SL7 Expert」に跨がり自宅を出発。
ヒンヤリとした朝の空気を切り裂きながら数kmウォームアップ走行すると、鏡山の登坂口へ到着しました。

▲ 鏡山登坂口でお出迎えしてくれる巨大な赤鳥居。Tarmac SL7とともに登坂スタート!
薄明かりの朝焼けをバックにそびえ立つ、巨大な「鏡山」の赤鳥居!ここをくぐると、いよいよ本格的なヒルクライム区間の始まりです。
鏡山のヒルクライムルートは、山頂まで続く全16箇所のヘアピンカーブ(葛折り)が特徴。
斜度は平均すると約8〜9%前後で、激坂こそ少ないものの、休めるポイントが少なくじわじわと脚を削ってくる手強いコースレイアウトです。
全16カーブの葛折りに挑む!蒸し暑さと滝汗との戦い
鳥居を抜けてコンスタントなペースでペダルを回していきます。
インナーロー寄りのギアを選び、心拍数が跳ね上がりすぎないようケイデンスを一定にキープ。
鏡山の素晴らしいところ(であり精神を削られるところ)は、コーナーごとに「〇/16 カーブ」と書かれた青い標識が立っていること!

▲ 折り返しごとに現れる「9/16カーブ」標識。登坂の進捗がひと目で分かります!
「よし、今何個目だ……!」とカウントダウンしながら登れるのは励みになりますが、序盤の「3/16」「4/16」あたりは「まだそんなにあるのか……」と心が折れそうになります(笑)。
6個目のカーブを過ぎたあたりから、心拍数はぐんぐん上昇して最高168bpmへ!
気温自体は26度程度と数字上は涼しいはずなのですが、朝の湿度がもの凄く高く、まるでサウナの中を走っているかのような蒸し暑さ。あっという間に汗まみれになってしまい、額からは汗が滴り落ちてきます。
木々の合間から顔を出した「浮嶽(筑紫富士・松浦富士)」の美しいシルエット!
木々に覆われたワインディングロードをハァハァと息を切らしながら登っていると、ふと視界が開ける絶景ポイントが出現!

▲ ガードレール越しに広がる朝焼けと、「筑紫富士・松浦富士」と称される美しい浮嶽。
唐津・糸島方面から望む「浮嶽(うきだけ・標高805m)」の山容は、まるで本物の富士山のように端正な円錐型!
その美しい佇まいから、古くより福岡側では「筑紫富士(つくしふじ)」、佐賀・唐津側では「松浦富士(まつうらふじ)」と呼ばれる名高き郷土富士です。
朝焼けの淡いピンクとオレンジに染まる空に浮かび上がるその姿があまりにも美しく、思わずバイクを止めて見入ってしまいました。
「よし、霊峰・浮嶽の絶景と相棒のカッコよさに元気をもらった!後半も踏ん張るぞ!」と気合を入れ直し、再びペダルを踏み込みます。
山頂到着!早朝貸切の駐車場と「至福のコーラ」
9個目、12個目、15個目とカーブをクリアしていき、太ももがパンパンに張ってくるのを感じながらも「絶対に足はつかない!」と心に誓ってラストスパート。
そしてついに……鏡山山頂(標高265m付近)へ登頂完了ーーーーー!!
早朝の山頂駐車場は車もほとんどおらず、完全な貸切状態!広々としたアスファルトの上にバイクを止め、真っ先に向かったのは……

▲ ヒルクライム後のキンキンに冷えたコーラは最高!
自販機の冷え冷えコカ・コーラ!!
プルタブをプシュッと開けて一気に喉へ流し込むと、炭酸の刺激と糖分が疲れた体に染み渡る……!「ッッッカァァァーーー!!美味すぎる!!!」
ヒルクライム後のコーラって、どうしてこんなに悪魔的な美味さなんでしょうか(笑)。
展望台からの大パノラマ!唐津湾と虹の松原を一望
コーラでHPを全回復させたあとは、鏡山のハイライトである「鏡山展望台」へ向かいます。
ウッドデッキの展望テラスから広がる景色がこちら!

▲ 展望台から見た唐津湾、宝当神社で有名な高島、そして緑鮮やかな虹の松原
眼下一面に広がるのは、国の特別名勝「虹の松原」の広大な緑の絨毯!
その先には波穏やかな唐津湾と、ぽっこりと浮かぶ「高島」(宝当神社で有名な島)のシルエット。朝の澄んだ空気も相まって、息をのむ大パノラマが広がっています。

▲ 内陸側を望むと、豊かな唐津平野とゆったり蛇行する松浦川の絶景
海側だけでなく内陸側も見渡せ、パッチワークのように広がる水田の緑と、朝もやに霞む山並みが本当に美しい。

▲ 「玄海国定公園 鏡山展望台」の石碑前でTarmac SL7 Expertの記念撮影
登ってきた達成感とこの絶景があるからこそ、ヒルクライムの苦しさはすべて吹き飛んでしまいますね!
神々しい日の出と、のどかな田園ダウンヒル
展望台で絶景を堪能したあとは、下山を開始。
登りであれだけ苦労した16カーブの葛折りを快適に降っていきます。
すると下山ルートの途中、東の山並みから真っ赤な太陽が顔を出し始めました!

▲ 東側の山並みから顔を出した神々しい朝日。浮嶽の稜線とともに迎える最高の夜明け
朝露に濡れた木々の間から差し込む朝日が、あたり一面を黄金色に染め上げていきます。早起きして(ちょっと寝坊したけど)走りに来て本当に良かったと心から思える瞬間です。
山を完全に下り切ったあとは、川沿いの穏やかな田園地帯をクールダウン走。

▲ 水面にオレンジ色の朝焼けが美しく反射する川沿いを気持ちよく流してフィニッシュ
川の水面に朝焼けのオレンジ色の空が綺麗にリフレクションしていて、どこかノスタルジックで贅沢な朝のひとときを締めくくってくれました。
まとめ:ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台本番に向けて
今回の鏡山ヒルクライム練習を通して、現状の体力や登坂ペースの感覚をしっかり掴むことができました。
今回の練習で得られたポイント&課題
- 良かった点:
- 16個のカーブを足つきなしで一定ペースを維持して完走できた
- 心拍が上がっても落ち着いてギアを選び、ケイデンスを乱さずに登れた
- 早朝の涼しい時間帯を活用して効果的な高強度トレーニングができた
- 今後の課題:
- 本番「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026」は距離約114km・獲得標高1,500m!今回は約300mアップなので、本番はこの約5倍の登りが待ち構えている!
- 次回は今回行けなかった「七山・白木峠」や、距離を伸ばしたロングライド+峠越えのセット練習で脚を作っていく予定です。
本番の10月17日まであと約2ヶ月。しっかりコンディションを整えて、秋吉台のカルストロードと日本海の絶景を満喫しながら完走したいと思います!



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