10月17日に開催されるサイクルイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026」に向けたトレーニング第3弾!
第1弾の「鏡山ヒルクライム」、第2弾の「白木峠ヒルクライム」と登坂特化の練習を重ねてきましたが、今回は「平坦路での巡航力と有酸素持久力(L2/SST強度)」を鍛えるべく、早朝の平坦基調ルートで約48kmのロングライドを行ってきました!
さらに今回は、本番の絶景を最高の画質で記録するための新兵器「Insta360 X4 Air」を愛車Tarmac SL7に初投入!サイクルコンピューター(Garmin)との前方直列マウントや、GPS・心拍・速度データを画面に重ね合わせる「テレメトリHUD合成」の実走テストも敢行しました。
満月の光に照らされる未明のスタートから、静寂の踏切、自販機休憩、そして朝日に輝く松浦川沿いの快走まで、詳細な写真描写とGarmin FITファイルの走行データ分析とともにお届けします!
今回のライドログ・走行データまとめ
まずは今回の平坦50kmトレーニングの実走データです!
| 項目 | 記録・数値 |
|---|---|
| 使用機材(愛車) | Specialized 2021 Tarmac SL7 Expert (Color: Ultra Turquoise/Red Gold Pearl/Black) |
| 新導入ガジェット | Insta360 X4 Air(サイコン前方純正マウント装着) |
| 総走行距離 | 48.07 km |
| 獲得標高(登り / 下り) | +225 m / -220 m |
| 走行時間 / 経過時間 | 1時間41分53秒(101.9分) / 1時間54分25秒 |
| 平均速度 / 最高速度 | 28.3 km/h / 46.9 km/h |
| 最高標高 / 最低標高 | 73 m / 6 m |
| 平均ケイデンス(ペダリング時) | 82.3 rpm(全体平均: 76.3 rpm / 最大: 150 rpm) |
| 総ペダル回転数 | 7,793 回転 |
| 平均心拍数 / 最大心拍数 | 133.3 bpm / 162.0 bpm |
| 平均パワー(ペダリング時) | 166.3 W(全体平均: 146.3 W / 最大: 681 W) |
| ノーマライズドパワー (NP) | 171.0 W |
| 強度係数 (IF) / TSS | IF 0.871 / TSS 128.1 |
| 有酸素トレーニング効果 (TE) | 3.8(有酸素能力の大幅な向上) / 無酸素TE: 2.0 |
| トルク有効性 / ペダルスムーズネス | 70.5 % / 20.0 % |
| 総仕事量 / 消費カロリー | 898 kJ / 1,018 kcal |
| 気温推移 | 23.0 ℃ 〜 28.0 ℃(平均 25.0 ℃) |

▲ 松浦川流域の平坦路を中心に巡る48kmループの走行軌跡と標高プロファイル
ながとブルーオーシャンライド完走には「平坦巡航力」も不可欠!
10月17日開催の「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026」は、距離約114km・獲得標高1,500mという本格的な山岳ロングライドイベントです。
前回・前々回は「1,500m登るための脚作り」として鏡山や白木峠のヒルクライムを行いましたが、冷静にコースレイアウトを考えると、全行程のうち80km以上は平坦または緩斜面区間。
登坂で脚を使い切らないのはもちろんのこと、「平坦路でいかに無駄な力を使わず、高効率(L2〜SST強度)でスピードを維持できるか」が114kmを無事に完走するための最大の鍵になります!
そこで本日のテーマは以下の3点に決定:
- L2(耐久有酸素)〜SST(スイートスポット)強度でのペースメイク練習
- ケイデンス80rpm以上をキープしたスムーズなペダリング意識
- 新兵器「Insta360 X4 Air」の車載運用テスト&テレメトリHUD検証
気合十分で午前4時半の未明スタートを切りました!
午前4時半出発!満月が照らす夜道とJR筑肥線にある「とある踏切」の静寂
先週の白木峠ライドと同様、日中の猛暑を回避して午前7時までに帰宅するため、午前4時半に出発!
玄関を出てふと夜空を見上げると、木々のシルエットと電線の合間に、くっきりと丸い満月が浮かび上がっていました。

▲ 午前4時25分。まだ街が眠る中、頭上で青白く輝く満月。月明かりがアスファルトを照らし出します。
気温は約23℃と数字上は過ごしやすいはずですが、湿度が高くて外に出た瞬間からじっとりとした蒸し暑さを感じます。
愛車Tarmac SL7のフロントライトを点灯し、静まり返った田園地帯を快走。
街灯がほとんどない暗闇のルートを進んでいくと、黄色と黒の警戒色が浮かび上がる踏切が現れました。

▲ JR筑肥線「佐里ー駒鳴 区間」の「とある踏切」。街灯の光に照らされた草木と、背後の漆黒の山影、そして左上に浮かぶ満月がノスタルジック!
ここはJR筑肥線(佐里〜駒鳴区間)の「とある踏切」。
街灯の光に照らされた生い茂る草木、奥にそびえる真っ暗な山のシルエット、そして左上の群青色の空にぽっかり浮かぶ満月……!
日中の喧騒とは無縁の、早朝サイクリングならではのノスタルジックで幻想的な世界に思わず見入ってしまいました。
20km地点でお約束の自販機休憩!白み始める東の空
池田踏切を越え、心地よいケイデンス(80rpm前後)を意識しながら平坦路を巡航。
スタートから約20kmほど走ったところで、暗闇にポッと浮かび上がる自販機オアシスを発見!お約束の給水休憩を取ることにしました。

▲ 自販機の明かりに照らされるTarmac SL7と、キンキンに冷えたコカ・コーラ!この一口が身体中に染み渡る……!
小屋の軒下に設置されたコカ・コーラの真っ赤な自販機。
ボタンを押してガタンッと落ちてきたコーラをプシュッ!と開けて一気に喉へ流し込みます。
「くぅぅぅぅーーーッ!!うまいっ!!生き返るーーーー!!」
蒸し暑さで奪われた水分と糖分が一気にチャージされ、疲れた筋肉に炭酸の刺激が染み渡ります(笑)。
ふと休憩場所から東の空を見上げると、夜の闇が少しずつ薄れ始めていました。

▲ JA伊万里「農産物直売所 四季の里 大川」前の空。群青色からコバルトブルー、そして茜色へと移り変わる薄明のグラデーション。
山の端からゆっくりと夜が明けていく「マジックアワー」。
コンビニや直売所の看板の明かりと、刻一刻と表情を変える空のグラデーションの対比がなんとも贅沢です。
冷たいコーラでリフレッシュしたところで、いよいよ後半のペースアップ区間へ突入します!
新ガジェット「Insta360 X4 Air」初導入!愛車Tarmac SL7への車載セッティング
ここで、今回のライドから新投入した注目の秘密兵器をご紹介します!
ながとブルーオーシャンライド本番で、秋吉台のカルストロードやコバルトブルーの日本海海岸線を余すところなく美麗に撮影するため、ポチってしまった「Insta360 X4 Air」です!

▲ ハンドル中央に、Garmin Edge(オレンジカバー)とInsta360 X4 Airが直列でスッキリと収まるコックピット周り!
サイクルコンピューター前方マウントでスッキリ美しく装着!
ロードバイクにカメラを取り付ける際、ハンドル周りがゴチャゴチャしたり前方視界を遮ったりするのが悩みどころですが、今回はサイコンの前方にカメラを直列配置できる純正オプションマウントを用意しました。
- エアロ性能を損なわない直列配置: Garmin Edgeのすぐ前方にスリムなボディがすっぽり収まる
- ハンドルバーがすっきり: ライトやサイコンとの干渉ゼロ
- 操作しやすい: 手元のInsta360液晶画面で操作ややバッテリー残量をチラ見できる
360度カメラだから「見逃し」が一切ない!
通常のアクションカメラだと「前しか撮れない」「後方の仲間を撮るには振り向く必要がある」という制約がありますが、Insta360なら360度全方位を同時に5.7K〜8Kの圧倒的高画質で録画!
後から専用アプリやPCで編集する際に、前方の景色はもちろん、横に広がる田園風景や自分のライディングフォーム、後方から迫る仲間など、好きなアングルを自由自在に切り出せるのが最大の強みです。
Garmin連携でハイテク映像に!時速36km/h巡航とテレメトリHUD合成
さらにInsta360の凄いところが、Garminのサイクルコンピューターデータ(FITログ)との連携機能!
走行後にInsta360アプリ内でGarmin Connectのデータ(またはFITファイル)を同期させると、動画の上にリアルタイムの心拍数・走行速度・斜度・加速度・Gフォース・標高をグラフィカルにオーバーレイ表示(HUD合成)できるのです!

▲ 時速36km/h、心拍数146bpm、斜度-1%で早朝の平坦路を疾走!まるでレースゲームのコクピット視点のようなハイテク画面!
画面右下には円形グラフィックのスピードメーター(36 km/h)、左上にはリアルタイム心拍数(146 Bpm)、右上には標高(8m)と勾配(-1%)、中央下には傾斜角(+0°)がアニメーション表示されます!
低く構えたワイドな超広角視点と相まって、「今どれくらいの強度で、どんなスピード感で走っているのか」が臨場感MAXで伝わってきます。
これはブログや動画でのレポートがめちゃくちゃ捗る神機能……!ながとブルーオーシャンライド本番の記録が今から楽しみで仕方ありません!
朝日に輝く松浦川とご来光!快走バイパスで朝練フィニッシュ
休憩と撮影を終え、後半は松浦川沿いの快走路へと合流します。
午前6時10分、堤防沿いに設置された「一級河川 松浦川」の看板前で小休止。

▲ 「一級河川 松浦川」の看板とTarmac SL7。
青空の下に広がる広大な河川敷と豊かな緑。朝の澄んだ光を浴びて、Tarmac SL7のエメラルドグリーンに輝くフレームが一段と映えます。
そして、まっすぐに伸びる幅広の舗装路(バイパス・堤防道路)へ出ると、東の山並みの稜線から眩いばかりの黄金色の朝日(ご来光)が差し込んできました!

▲ 午前6時17分。地平線から顔を出したご来光!空に広がる優雅な筋雲と、道路に長く伸びる自分の影。これぞ早朝ライドの醍醐味!
「うわぁぁぁぁ……!!綺麗ーーーーー!!」
空一面に広がる繊細な巻雲(筋雲)と、山肌を金色に染め上げる朝日の光線。
早起きして重い身体を起こし、汗だくになりながらペダルを回してきた苦労が一瞬で吹き飛ぶ最高の瞬間です。
この絶景の中、追い風にも乗って時速35〜38km/hまでペースアップ!
SST〜閾値パワー(180〜210W)で気持ちよく脚を回し切り、目標の午前7時前に無事自宅へ帰還しました!
走行データ&パワーゾーン分析(L2/SSTの実践度)
帰宅後、Garmin Edgeから吸い上げたFITファイルの詳細データを分析し、今回の平坦トレーニングの成果を検証しました。
距離別3セクションのビルドアップ推移
今回の48kmライドを「序盤(0〜15km)」「中盤(15〜30km)」「終盤(30〜48km)」の3区間に分けてパワーと速度の推移を比較しました:
| 区間 | 走行状況 | 平均速度 | ペダリング平均パワー | 平均心拍数 | 平均ケイデンス |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1区間 (0〜15km) | 未明スタート〜池田踏切(ウォームアップ) | 27.0 km/h | 152.1 W (L2上限) | 119.8 bpm | 81.3 rpm |
| 第2区間 (15〜30km) | 自販機休憩〜松浦川(テンポ走) | 27.7 km/h | 167.1 W (Z3テンポ) | 136.0 bpm | 82.0 rpm |
| 第3区間 (30〜48km) | 松浦川〜朝日バイパス(SST巡航) | 29.6 km/h | 179.2 W (SST/Z4) | 143.3 bpm | 83.5 rpm |
序盤はL2強度(152W前後)でじっくりと筋肉と心肺を温め、中盤からテンポ域(167W)、そして日の出を迎えた終盤はSST〜閾値域(179W / 巡航36km/h以上)へと、理想的なビルドアップ走行を達成できました!
また、全区間を通してペダリング時のケイデンスが81〜84 rpmで極めて安定しており、無駄な筋力を使わずに心肺を使って効率よくペダルを回すペダリングが実践できています。
パワーゾーン分布(Coggan 7 Zones / FTP 197W基準)
| パワーゾーン | 目標強度 | 滞在時間 | 構成比率 | トレーニングの狙い |
|---|---|---|---|---|
| Z1(アクティブリカバリー) | 〜108 W | 27分42秒 | 27.2 % | 信号待ち・下り坂・流し |
| Z2(耐久・エンデュランス) | 108〜148 W | 15分28秒 | 15.2 % | 有酸素持久力の基礎構築 |
| Z3(テンポ) | 149〜177 W | 21分18秒 | 20.9 % | 有酸素ペース維持力の強化 |
| Z4(FTP閾値 / SST含む) | 178〜207 W | 18分15秒 | 17.9 % | 乳酸処理能力&巡航速度アップ |
| Z5(VO2max最大酸素摂取量) | 208〜236 W | 11分42秒 | 11.5 % | 短い坂・スプリント刺激 |
| Z6〜Z7(無酸素・神経筋) | 237 W〜 | 7分29秒 | 7.4 % | 瞬発力・アタック対応 |
- 有酸素TE 3.8 & TSS 128.1:
- 1時間40分あまりの実走で、有酸素トレーニング効果は「3.8(有酸素能力の大幅な向上)」を記録。TSSも128と、平坦基調ながら高効率で質の高い負荷をかけることができました。
- Z2〜Z4(有酸素〜閾値領域)が全体の約54%:
- ながとブルーオーシャンライドの巡航ペースとなるZ2〜Z4領域に合計約55分間滞在。狙い通りのペースメイク練習となりました。
まとめ:本番に向けて着実にステップアップ中!
ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2026に向けたトレーニングも、これで第3弾が完了しました!
- 第1弾(鏡山・17km/+280mUP): 登坂の基礎刺激と心拍負荷の確認
- 第2弾(白木峠・40km/+474mUP): 本格峠越えとスプロケット(ギア比)適合性の検証
- 第3弾(平坦50km・48km/+225mUP): L2/SSTペースでの巡航持久力強化 & Insta360 X4 Air車載テスト
登坂力と平坦巡航力の両面で着実に身体のベースが仕上がってきているのを実感しています。
また、新導入したInsta360 X4 AirとGarminのテレメトリ連携も完璧に機能することが確認でき、本番の雄大な景色を記録する準備も整いました!
大会本番(10月17日)まであと約1ヶ月半。
次回はさらに獲得標高を伸ばした「山岳ライド」に挑戦したいと思います!
早朝の澄んだ空気と幻想的な満月、そして息をのむような朝日に感謝!次回も安全第一で練習を積み重ねていきます!



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