前回の記事ではサブバッテリーでカーナビを動かすための準備としてリレー配線の結線などの様子をレポートしましたが、今回はその取付け編となります。これでエンジンを切ってもバッテリーを気にせずに音楽を聴いたりテレビやDVDを見たりすることができるようになりました。
NV350キャラバンのナビへの配線の引回し
初めに安全のためにメインバッテリー、サブバッテリー両方のマイナス側端子を外します。
外し終わったらいよいよ配線です。まず、グローブボックスを取り出して、、
更に左リアのステップの樹脂カバーを外します。
配線コードをサブバッテリーからリアステップの樹脂カバー沿い、更には助手席下に這わせます。
次に助手席下からグローブボックスまで引き込みました。今回、5mの配線コードを買っていたのですが実際には足りなかったので、今後トライされる方は余裕をもって10m程用意していた方がよさそうです。
ナビの化粧パネルは手で引っ張れば外れます。
ナビを取り出して、車両本体とナビを繋ぐ中継カプラーを取り出します。取り出したら、バッテリーの黄色い線とアクセサリの赤い線を分断し、そこに先日作ったリレー配線を割り込ませます。
出来上がり!
メインバッテリー-サブバッテリー切替スイッチの取付け
スイッチの取り付け位置はプッシュスタートスイッチの右下にある空きポートを使います。プッシュスタートスイッチがついている樹脂パネルは左下のトルクスねじで固定されています。トルクスねじを外せばあとは引張れば外れます。
裏側から見た図。プッシュスタートなどのカプラーを外すと作業がしやすくなります。スイッチをつける空きポート自体はツメで固定されているのでマイナスドライバーなどを使えば取り外せます。
完成!見た目もあまり違和感がない!!
早速動かしてみた!
エンジンON、サブバッテリースイッチOFF(メインバッテリー供給)。この状態だと電圧は14.2V、オルタネータの電圧です。
次にサブバッテリースイッチON。この操作でナビの電源がサブバッテリー側に切り替わります。電圧表示が13.3Vになりました。実際には13.3~13.8Vで時間と共に変化しています。サブバッテリーの電圧は走行充電器を経由することでメインバッテリーから0.5V程電圧が低下するのでうまく動いているようですね。もちろん、この程度の電圧が変化してもナビ側には特に影響はありませんでした。
更にエンジンを停止させます。サブバッテリー電圧は12.8V。この後1時間ぐらいサブバッテリー駆動させましたが、電圧降下は0.2V程です。少なくとも10時間程度は問題なく動かすことができそうです。
まとめ
サブバッテリーでカーナビを動かすための配線をDIYしました。カーナビを自分で取り付けることができるぐらいのスキルがあれば、特に問題なく自作することができそうです。
実際に動かしてみるとディープサイクルのサブバッテリー(105Ah)で10時間以上は余裕で使うことができそうなので、車中泊なんかでもバッテリーを気にせず音楽を聴いたりテレビが見れたりしそうです!
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