【オフロード】遭難ツーリングの反省!定点観測で見えた「現実」と、ウィスキースロットルの克服

GASGAS EC250
この記事は約7分で読めます。

こんにちは!1月らしい寒い日が続いていますね。オフロードバイクでの山遊びにはある意味ちょうど良い季節かもしれません(笑)

先日の「遭難ツーリング」に参加して痛感したことがありました。

「圧倒的に、基礎技術が足りない!」

その反省を活かすべく、今回は心を入れ替えて裏山へ「基礎練習(基礎練)」に行ってきました!

そして今回は、ただ練習するだけじゃありません。 いつもはヘルカメとして重宝しているGoProですが、今回は「自分の走りを客観的に見る」ために、あえて地面に置いて「定点撮影」をしてみました。

今回は、映像を見て気づいた「自分のフォームの真実」と、そこから掴んだコツをお届けします。特にフロントアップで危ない目にあった話も(笑)

メニューは基本の「き」から

今回ボクが裏山道場で取り組んだメニューは以下の3つ。

  1. スラローム
  2. スタンディングスティル
  3. フロントアップ

どれも基本中の基本ですが、いざやってみるとこれが難しいんですよね。 早速、バイクのそばの地面にカメラをセットして、自分の走りを定点撮影してみました。

映像で発覚!「イメージ」と「現実」のギャップ

まずは基本のフォームチェックから。 今回は目印として小さなコーンを並べてスラローム練習をしてみました。

ただ、久しぶりの練習でビビっていたのか、コーンの間隔をちょっと広めに設定しすぎたみたいです。 走っている最中は「お、意外とスムーズに曲がれるな」「これなら余裕じゃん!」なんて思いながら、無難にメニューを消化して終了。


Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

カメラの映像を確認してみると……。

「うーん……なんか、地味(笑)。」

コーンの間隔が広かったせいで、そこまで深いテクニックも必要とせず曲がれてしまっていたんですね。

「もっとバイクを倒して攻めているつもりだったのに……」と最初は拍子抜けしましたが、よく見ると一つだけ安心した点もありました。

それは、「膝である程度バランスを取れている」こと。 無意識でしたが、足元の動きで車体を安定させようとしているのが映像から伝わってきました。

悪いところだけでなく、自分の「できている部分」も客観的に確認できたのは大きな収穫です。 これで、修正すべき点と伸ばすべき点がハッキリしました。やっぱり、客観的に見るって大事ですね。次はしっかりとコーンの縮めます(笑)

お次はスタンディングスティル

気を取り直して、足を着かずにその場で止まる「スタンディングスティル」の練習です。

以前YouTubeで見た「初心者はフロントタイヤを地面の小さなくぼみにはめて練習すると良い」というアドバイスを参考に、最初からくぼみを使って実践してみました。

これならいけるはず……と思いきや、 止まる → グラつく → 足つく。 の繰り返し。くぼみを使っているのに、なぜか安定しません。

映像をよく見てみると、グラついた瞬間にバイクが微妙に前後に動いてしまっているのがわかりました。 そう、「フロントブレーキをロックできていなかった(甘かった)」のが原因だったんです。 ブレーキが甘いせいで車体が動いてしまい、結果としてバランスを崩して足をついてしまっていました。

原因がわかればこっちのものです。 「フロントブレーキを、ギュッと握ってロックさせる」

するとどうでしょう。 今までグラグラだった車体が、嘘みたいに「ピタッ」と安定するじゃないですか!

ブレーキをかけることでカチッと剛性感が出るというか、一本の棒になるような感覚。 コツを掴んでからは、なんと片手を離してもバランスが取れるレベルにまで急成長!

我ながら、なかなかイケるやん。

ただ、あとで映像を見返してみて新たな課題も発見しました。 バランスは取れているものの、肘が縮こまって脇が閉じてしまっていたんです。 乗っている最中は必死で気づきませんでしたが、これだとバランスを崩しかけた時の対応が遅れそう。

「できた!」と喜ぶだけでなく、「次はもっと肘を張ろう」と具体的な改善点まで見つかるのが撮影のいいところですね。

慣れてくると、両手放しもなんとか!

フロントアップで冷や汗!「ウィスキースロットル」の恐怖

次は、障害物を超えるための必須スキル「フロントアップ」。 以前はボディアクションというよりはエンジンの力で無理やりフロントをあげている感じでしたが、今回は「サスペンション」を意識してフォーム修正に取り組みました。

練習場所にもひと工夫。平地ではなく、「ゆるい登りの傾斜」を利用して、フロントが上がりやすい環境を作ってトライ。 具体的なアクションとしては、YouTubeで見た「シート上で体を後ろから前へ大胆に動かす」方法を実践!

……と、ここで事件発生です。

勢いよく体を後ろに引いて、アクセルをガバっと開けた瞬間。 バイクだけが急加速して、ボクの体は後ろに置いていかれるような感覚に!

「うわっ、ヤバい!!」

体が遅れたことで腕が伸びきり、そのせいで無意識にアクセルをさらに回してしまったんです。 シートからお尻が離れ、体が完全に置いていかれてしまいました。つまり、暴走するバイクに手だけでしがみつき、体が引っ張られている状態!

バイクは暴れるし、エンジン回転が上がってすんごい音がするしで、あわや大惨事。心臓がバクバクしました。

これが「ウイスキースロットル」!右足が完全に離れて、体が置いて行かれている

原因は「右足」にあった!

すぐに映像を確認してみると、危ない瞬間の原因が一発でわかりました。 体が遅れた瞬間、「右足がフットペグ(ステップ)から完全に離れていた」んです。

あとから調べて知ったのですが、体が遅れてハンドルにしがみついてしまい、その結果アクセルを意図せず全開にしてしまうこの現象を「ウィスキースロットル」と呼ぶそうです。 (名前はちょっとカッコいいけど、やってることは超危険!笑)

「足」で踏ん張れば解決

原因が「足が離れて体が安定していないこと」だとわかったので、意識を修正しました。 「フロントアップ時も、フットペグへの荷重を絶対に逃がさない!」

これを意識して再トライ。 シートの上でお尻を後ろから前へ大胆にスライドさせてサスを沈めますが、その時も足裏でしっかりバイクを踏みつけるイメージを持ち続けました。

すると…… サスが伸びる反動に合わせて、アクセルをチョン! 「沈んで、ポン!」

今度は体が置いていかれることなく、スムーズにフロントが浮きました。 足場が安定すると、力はほとんど要らないんですね。バイクが勝手に仕事をしてくれる感覚が面白くて、何度も繰り返してしまいました。 ウィスキースロットル、卒業です!

いざ実践!いつもの「あの段差」へ

基礎練で良い感覚を掴んだので、仕上げに裏山を周回することに。 このコースには、ボクがいつも引っかかってしまう「登りの段差」があるんです。

いつもなら、勢いで突っ込んで弾かれたりする難所。 これまではリカバリでアクセルを無駄に開けてリアタイヤを空転させたり、逆に勢いが足りずに弾かれたりしていました。

でも、今のボクにはさっき身につけた「武器」と「正しいフォームのイメージ」があります。

段差が近づく。 重心をグッと後ろへ移動させ、リアタイヤにしっかり荷重をかけます。 タイヤが地面を噛んでいる「トラクション」を感じながら、グイッとバイクを押し出すように発進! そのままフロントサスの反動も使って……ポン!

「……越えた!!!」

フロントタイヤがふわりと浮き、リアタイヤも一切滑ることなく力強く地面を捉え続け、なんの衝撃もなく段差をクリアしてしまいました。 今まであんなに苦戦していたのが嘘のよう。しっかりとトラクションがかかってクリアしました。

「基礎練、そして自撮り反省会、すげぇ……!!!」

まとめ:初心者はまず「撮ってみる」べし!

というわけで、先日の遭難ツーリングの反省から始まった基礎練習でしたが、最高に実りのある一日になりました。

今回一番の収穫は、「カメラで自分の走りを見る」効果の高さです。 自分の感覚だけで修正しようとしても、なかなか癖は治りません。 でも、映像という「証拠」があれば、どこが悪いか一目瞭然。

今回一番の収穫は、「カメラで自分の走りを見る」効果の高さです。 自分の感覚だけで修正しようとしても、ウィスキースロットルの原因が「足」にあるなんて、走っている最中は絶対に気づけませんでした。 映像という「証拠」があれば、どこが悪いか一目瞭然です。

「なんか上手くいかないなぁ」と悩んでいるみなさん。 ぜひ一度、スマホやGoProを地面に置いて、自分の走りを撮ってみてください。 ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、上達への近道になること間違いなしです!

それでは、また次の記事で!

コメント

タイトルとURLをコピーしました