二年ぐらい前から走行中にNV350キャラバンのリア付近からミシミシ?キュルキュル?キュキュキュキュというような異音がするようになりました。症状としては
- エンジン始動後、しばらく走行すると鳴り出す
- 路面状況が悪い場合など、サスペンションが積極的に動く場合にその頻度が高い
- 車を停止し、車体を左右に揺すっても音は鳴らない
といった感じ。
ボクの場合、荷室には自作の棚や工具箱などを置いていることから、その辺りの摩擦により軋み音が発生しているのだろうと思っていました。
ある程度は仕方ないと自分に言い聞かせてはいたけれど、一度音が鳴り出すとずっと音が続くので長距離走行時などは気になって仕方ない。最近はその音が以前よりも増してきている感じ。
そこで、キャラバンの荷物を全出しして音の原因を探ってみることにしました。
結果としては意外な場所が原因であることがわかりました。
全バラししてみても異音の原因がわからず
まずはリアシート2組。M8(?)のボルト8本(14mmのソケット)で止まっています。ボルトを外せば簡単にシートを取り出せます。
こんな風に取り出し完了!
お次は右側の棚。
工具箱やテーブル、チェア、ケミカル類を全て取り出して、
棚の取り外し完了。
左側のサブバッテリーなどが入った棚なども外して、クッションフロアを剥がします。
更にクッションフロア下の合板も取り外し。防音用のマットが現れます。
防音用のマットを剥がすとボディとご対面。取り出し後の床面には多少は砂が乗っていましたが思ったよりも綺麗です。
左右の化粧パネルも剥ぎ取って、リア側の荷出し完了!
この状態で乗れば異音も解消しているだろう!と思い、近所を走行してみたら。
「キュキュッ、キュルキュルキュルキュル」
、、、、、、、、、、、
これまでの1時間ほどの作業もむなしく、音は解消されていませんでした。
異音の原因も掴むことができず、モチベーションだだ下がり。
荷物を元に戻すのめんどくさ!
ディーラーの神の手で異音が一発解決!
この時点で、異音の原因は後付けした棚などではなく車体本体が発生源であることがわかりました。
せっかくここまで解体したので、このままの状態でお世話になっている日産のディーラーさんに症状をみていただくべく、アポ無しで訪問することに(ごめんなさい)。
キュルキュルとリアから音がするのですが、、、
同乗して確認しましょうね。
ありがとうございます!
その後、整備士の方と一緒に走って症状を確認していただくことに。
なんと、その整備士の方はオフロードバイクをやられていて、しかもボクのブログのことをご存知でした。サブバッテリーの情報を探していた時にこのブログに遭遇したとのこと。何という奇跡的な!!
ここから解決までがあっという間で、リアゲート付近が怪しそうだということでリアゲートのロック部分と、サイドのバネのようなものの付近にグリスアップ。そしたらあら不思議、2年間悩まされ続けた異音がピタッと止みました。
やはり、技術を経験をお持ちの整備士さんの腕はただものではない!Mさん、めちゃくちゃ快く対応していただき、本当にありがとうございました。
これで、音にも悩まされず長距離移動も快適に過ごせるようになりそうです。うれしい!
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