テージャスランチで行われたビギナーズエンデューロに参戦(23年4月23日)

レース

テージャスランチで行われたビギナーズエンデューロに参戦してきました。

広島のエンデューロシーンが盛り上がっている

今回のビギエンは3月のJEC、4月のJNCCと立て続けのレースという不利な条件にも関わらず合計194台と大盛況。

その内訳はスーパービギナークラス42名、ビギナークラス57名、IA/IB/NA17名、NBクラス30名、マスタークラス48名となっていました。

難易度の低いビギナークラスで半分、難易度の高いマスタークラスが残り半分というレベルごとにバランスの良い構成比ですね。。

エンデューロレースの入口となるスーパービギナーの参加者が多く、更にマスタークラスではNB/NA/IBのピラミッド分布がしっかりとできていて選手同士が切磋琢磨できる環境が出来上がっています。

ボクが初めてビギナーズエンデューロに参加したのが2017年の夏の大会。スーパービギナークラスが30名でエントリー総数が130名。多少の増減がありながらも広島では着実に競技人口が増えている感じです。

思い返せばWR250Rでスーパービギナークラスを走り、普段体験することのできない路面に興奮しつつ暑さと疲労で熱中症になりかけた初回のビギエン。

レースの後に観戦したマスタークラスでラスベガスを駆け上がるバイクを眺めながら、このクラスはボクとは縁のない世界と思っていたのも今や昔の話。

いつの間にかボクもマスタークラスに参戦するようになってしまったのでした。

ビギナークラス観戦

ビギナークラスの写真をアップしました。

ビギナーズエンデューロ ビギナー/スーパービギナークラス(Amazon photo)

カメラの設定を間違えたせいでレース開始直後の写真がブレブレですがピット下ヒル周辺で撮影した写真が生きてました。皆さんいい表情です!

そしてマスタークラスへ

ビギナークラスが終了した後はいよいよマスタークラス。チームダートバイクZIMからはボクとmakota氏の2名が参加です。

今回はJEC, JNCCに続くテージャス3連戦。この前の反省を活かしつつ少しでも順位を上げたいところ。公式のコースマップはこちら。

そして実際に走ったGPS軌跡がこちらです。JNCCと共通のコースを使いつつ、JNCCとは逆回りとなっていて更に新しいセクションが散りばめられたコースレイアウトとなっていました。難易度的には今回のマスタークラスはJNCCのコンプクラスよりも高め。

実際に下見をしたところ、ガレ裏ヒル・南の沢・イライラの森のあたりでコーステープがいやらしく張られていました。これは楽しそう。それ以外の場所はJNCCのコンプクラスと同じような感じ。

今回も頑張るぞ!

そしていよいよレースがスタート。

出走はIA/IB/NA→NB→マスターの順でスタートとなります。MFJの流儀に従ってヘルカメ禁止なので今回は動画撮影はありません。

スタートしてまずは駐車場方面へ向かい、一つ目のボーナスライン・PIT下ヒル。ここは難なく通過。

そしてラスベガスをエスケープしつつ、順調に進んでいきます。ラスベガス前の沢渋滞などでも何台かパッシングできていたので

「あれっ、結構今回はいけてるかも?」

なんて思いながらガレ裏ヒルに到着。

ここはその名の通りガレ場を登った後に下り返すセクション。到着時には折り返し地点で7, 8台のバイクが渋滞していました。

ここで前日の下見の時に見つけていたショートカットルートが空いていることに気づき、

「おぉ、下見した甲斐があったじゃん。ここを使えばもっと上位にいけるんじゃない?」

という妄想に駆り立てられ、バイクの向きを変えて助走なしで小上がりの部分を越えようとした瞬間。リアタイヤが超絶グリップし、バイクが捲れ上がってリアから落下。

「あーー、またやってしまった😭」

リアフェンダーとシートが一体となってもげてしまいました(涙)。前半の自分を戒めたい。

ここからが地獄の始まり。とりあえずシートレールの上にブツを乗せながら走るものの、振動があるとずり下がって、落ちるの繰り返し。

なんとか、なんとかピットまで戻ってブツを固定しようと騙し騙しで南の沢、イライラの森、ロックセクションなどを通過していくのでした。

だけど、とうとう耐えられなくなり1周目を待たずしてパラグライダー広場あたりでブツを捨て去りシート&リアフェンダーなしでレースを続行することを選択しました。

こちら、まっつんさんに挙げていただいていた写真を拝借。スタンディング続きできついわ、腰を下ろすとケツが痛いわでもう大変。

まっつんさんより拝借
うっ、つらかった思い出が。。。

そうこうしているうちにイライラの森の入口付近でmakota氏に追いつかれてしまい、最後の気力を振り絞って追いかけ、一旦は再びリードすることに。

しかし、そのリードも束の間。最後はV字谷出口付近での振動でヒューズケースからヒューズが飛び散りエンジンが掛からなくなる事態に。もう泣きっ面に蜂。

なんとか飛び散ったヒューズを探し出しレースは続行したものの、気持ちを反映してかライディングが荒くなりPIT下ヒルで捲れ上がって、サイドカバーまで剥がれてしまいthe end。

フミネコさんに最後の無様な姿を撮ってもらっていました😂

順調に登っているけど、、
つま先どこ!?
あーーー
どぉして?
笑ってるけど泣いてる

ここでリタイヤを宣言し、今回のビギエンは終了したのでした。

無惨に砕け散った外装たち

今回は体のコンディションも、コースコンディションも悪くなかったので悔しいレースとなりました。

次はスケベ心を出さず、着実にセクションを超えていくレース運びをしたいところです。

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