【練習記録】アクセル開度への恐怖を克服?フライホイールの慣性で障害物を越える

GASGAS EC250
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前回の練習に引き続き、今回も基礎練習の記録です。 今回のテーマは、「フライホイールにエネルギーを溜め込んで障害物を走破する」こと。

これまでなんとなく操作していたアクセルとクラッチですが、愛車 GASGAS EC250(2ストローク)の特性を活かすためにも、エンジンの爆発力だけに頼るのではなく、回転するクランクマスの力(慣性)を使う練習を行いました。

1. フライホイールに運動エネルギーを溜める

まずは平地で、エンジンの「回転の重み」を感じる基礎練習から始めました。

  1. クラッチを切った状態でアクセルを大きく開ける。
  2. 「ブォォォン!」と回転が上がり、フライホイールに運動エネルギーが蓄積されるのを感じる。
  3. ここで一度アクセルをオフ(全閉)する。
  4. その直後に、切っていたクラッチを繋ぐ。

こうすると、アクセルは閉じているのに、「フライホイールが回り続けようとする慣性エネルギー」だけでバイクがグイッと前進します。

2ストローク車は4ストに比べてエンジンブレーキが効きにくく、回転の落ち込みも少し緩やかです。その「回り続けようとする力」を推進力に変える感覚です。 エンジンが唸っている最中に繋ぐわけではないので、心理的な怖さも少なく、「鉄の塊(フライホイール)が回る力」を純粋に感じ取ることができました。

2. タイミングを詰めて「フロントアップ」へ応用

次に、先ほどの「アクセルオフ」から「クラッチ接続」までのタイムラグを徐々に短くしていく練習です。

  • 回転が落ちきる前に繋ぐ。
  • アクセルを戻し始めた瞬間に繋ぐ。

これを繰り返すことで、これまでよりも高いアクセル開度(高い回転数)でクラッチを繋ぐことへの恐怖心が薄れていきました。

「あ、これってフロントアップの時のきっかけ作りと同じだ」

高い回転エネルギーを一気に駆動力に変える感覚。

3. 実践編:斜面での「ポンッ」と出る感覚

仕上げは、斜面にフロントタイヤを乗せた状態からの発進練習です。いわゆるステアケースや、ステア越えの基礎となる動きです。

  • 状況: 斜面上で、ブレーキを使わずにクラッチとエンジンのバランスだけで車体を静止させる。
  • 動作の流れ:
    1. リアに荷重している状態を作る。
    2. そこから体をハンドルバー方向へ移動(ボディアクション)。
    3. そのタイミングに合わせてアクセルオン!(エネルギーチャージ)。
    4. そしてクラッチをスパッとリリース。

サスペンションが伸びようとする反動と、フライホイールに溜まったエネルギーが解放されるタイミングが合った時、バイクが今までとは違う挙動を見せました。

重たく「ズルズル」と進むのではなく、「ポンッ」と軽く前に飛び出すような感覚。

「あ、この感覚なのか」

動画を見返しても分かりますが、うまくいった時はエンジンの音が苦しそうではなく、軽快です。

これまでは「エンジンのトルクで登る」イメージでしたが、「溜めた力をサスペンションと合わせて一瞬で開放する」という感覚。 この「ポンッ」という感覚を無意識に出せるようになれば、より大きなステアケースも楽に越えられる気がします。

フライホイールを「エネルギーの貯蔵庫」として捉えることで、アクセルワークとクラッチワーク、そしてボディアクションの連携が一つに繋がった練習でした。

サスペンションの伸びと、フライホイールに溜まったエネルギーが解放されるタイミングが合った時、バイクは驚くほど軽く障害物を越えようとしてくれます。 これまでは「エンジンの力で登る」イメージでしたが、「溜めた力を一瞬で開放する」という新しい引き出しが増えた気がします。

まとめ

フライホイールを「エネルギーの貯蔵庫」として捉えることで、アクセルワークとクラッチワークの連携がより密接になりました。 この「ポンッ」と出る感覚を無意識に出せるよう、反復練習あるのみです。

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