高圧洗浄機がポータブル発電機で動くか試してみた

レビュー

EENOURのポータブル発電機GS1800iを購入しました。この発電機、定格出力が1.4kWの高出力なのに実質購入価格が4万円台とかなりの高コスパモデルとなっています。アウトドアでの使用はもちろん、ボクの場合はケルヒャーの高圧洗浄機が動かせるかがポイント。

出先での家庭用電源の使用については数百Wレベルであれば最近流行りのポータブル電源で十分に事足りるのですが、高圧洗浄機や電動工具などの大電力用途ではエンジン式が頼りになりますね。ボクのようにバイクが趣味の場合、燃料となるガソリンの携行缶も所持しているのでエンジン式発電機の導入ハードルは低いです。

ただ、これまでは1000W級の大電力ポータブル発電機は価格が高いことが常識でしたが今回のEENOUR GS1800iは販売価格が破格の5万円以下!果たして普通に使えるのか?

本体スペック

GS1800i
本体サイズ47.3(幅) × 26.3(奥行) × 41.3(高さ)
乾燥重量16kg
定格出力1400W
AC100Vコンセント100V/14A(2口, 正弦波, 周波数50Hz/60Hz切替可)
シガーソケット12V/4A(1口)
USBポート5V/1A(1口), 5V/2.1A(一口)
使用燃料/燃料タンクレギュラーガソリン/3.5L
連続運転時間3~7.5時間
キャラバンの自作棚にも問題なく積載可能

本体サイズはスペック表に示す通りそれなりの大きさですが、NV350キャラバン内の自作の棚にも安定して置けました。ゴム足もついているので簡単に滑ったりはしないです。

重量については大きな取っ手がついていることもあり、大人の男性なら持ち運びも苦になるレベルには感じません。

本体前面には燃料コック兼電源スイッチとキャブへ燃料を送るプッシュ式のポンプ、チョークレバーとリコイルスタータがあります。

本体側面は片側が排気口、もう片方が各種コンセントと操作パネルとなります。

操作パネルには50Hz/60Hzの切り替えスイッチとオートスロットルスイッチ(電力負荷に応じてスロットル開度を自動的に調整する)がついています。

開けてみた

本体前面と本体上部にはオイル注入やプラグ交換のための小窓がついていますが、オイル注入をする場合には全面パネルごと開けた方が操作性が良いです。ねじ2個で簡単に取り外せます。

パネルを開けると、キャブレター、エアクリ、燃料の導管などが顔を出します。

分解整備性もそこまで悪くない印象。

使ってみた

起動方法

(前準備) エンジンオイルを規定量注入する

  1. ガソリンを充填
  2. 燃料コック兼電源スイッチをON
  3. チョークレバー開く
  4. 手動ポンプを10回ぐらい押す
  5. リコイルスタータを引く
  6. チョークレバー閉

 の手順となります。この後エンジン回転数が落ち着いたら電気が使用可能になります。

動作音

商品紹介ページでは静音を謳っていますが、起動時はそこそこの音がします。交通量が多い場所や宴会など賑やかな場所であれば気になりませんが、密集した静かな住宅街では気になるレベルです。とはいっても20~30m離れればそこまで問題ない印象です。深夜のキャンプ場などでは使用を控えた方がよいでしょう。オートスロットルスイッチをONにすれば体感で音量が半分程度になります。

動作時の音量測定をしてみたので載せておきます。

ケルヒャーは使えるか?

本題の高圧洗浄機の利用について、ボクが使っているケルヒャーK2クラシックは定格消費電力が1000W。通常モードとオートスロットルONでバイクを洗浄してみました。

結果、いずれのモードでも普通に高圧洗浄機を動かすことができました。オートスロットルONでも洗車ガンのトリガーを引き、モーターが回り始めたらリニアに発電機のエンジン回転数も上昇し問題なく洗車することができました。めでたしめでたし。

耐久性はこれからのレビューとなりますが、まずは目的の高圧洗浄機も問題なく使え一安心なのでした。

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