アルパインスターズ、リアット、SIDIのオフロードブーツを比較してみた

レビュー
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年一のペースでオフロードブーツを追加してきた結果、ついにブーツが4足に。既に棚はヘルメットとブーツでほぼ満杯です笑

オフロードのブーツやヘルメットって派手目なものが多い上にメーカーごとにデザインにこだわりがあったりして結構コレクション性があるアイテムですよね。

現在、Alpinestars 2足、SIDI 1足、LEATT 1足を持っているのでせっかくなので比較レビューしてみました。

今使っているブーツたち

Alpinestars

Tech7 Troy Lee x Alpinestars(2019)

150xc-wと同時期に購入した一番古いブーツでサイズはUS9(JPN27.5cm)。カラーがKTMのブランドカラーで派手目なカラーリングがお気に入り。海外通販(BTO Sports)で購入しました。海外通販だと40,000円程度で購入可能です。

Tech7はバックルの留め方がSIDIやLEATTとは異なり特徴的!後ほど記述するヒンジ部分の耐久性が難点。

Tech7 Troy Lee x Alpinestars(2019)
Tech7 Troy Lee x Alpinestars(2019)
ブーツサイズ
ブーツサイズはUS9

Tech7 Enduro(2020)

Tech7 Enduroはエンデューロでも使用も想定し、ソールのグリップ力が強化されたモデルです。サイズはUS9(JPN27.5cm)で僕の中で一番使用頻度が高いブーツです。これもオレンジが差し色になっていてかっこいい!ただ、レースなどでは被ってしまうところが難点。

Tech7 Enduro(2020)
Tech7 Enduro(2020)

SIDI

2021年に購入したCrossfire3 SRSソール交換モデルです。サイズはUS9.5(JPN27cm)となっていて、AlpinestarsとはUS/JPN表記の数値が異なっているけど、26.5cmのボクの足ではどちらも違和感なく使用できます。

レースでの使用を考え、購入しました。

特徴はソールやレッグアッパー、カーフ、シンプレートなどが取り外して交換可能なこと。写真の通り、各パーツがねじ止めされていて自分で交換することができるんです。

SIDI Crossfire3 SRS
SIDI Crossfire3 SRS

LEATT

GASGAS EC250の購入を機に購入しました。サイズはUS8(JPN 26.0-26.5cm)です。AlpinestarsとSIDIブーツで少し足先に余裕があると感じたため、ワンサイズダウンしました。まだ一回しか使ってないけれど、少し足先が窮屈な印象ですが痛みが出る程度ではないです。

比較写真を見てもらうと分かるように、ブーツの形状はTech7とよく似てますね。基本的な靴型は同じなのかもしれない。

LEATT 4.5
LEATT 4.5

履き心地やサイズ、重さを比較してみた

並べてみるとこんな感じです。SIDIのブーツが他と比べて1-2cmぐらい高さがあります。

ブーツの高さを比較
ブーツの高さを比較

外観を比較

Alpinesarsはバックルの止め方がSIDI, LEATTと比べて特徴的でフックの位置が非対称です。ボクも慣れるまでは戸惑いました。こうみると、SIDIはメカメカしいですね。

ブーツ外観(アウター側)
ブーツ外観(アウター側)

ブーツ外観(インナー側)
ブーツ外観(インナー側)

サイズ感

ブーツサイズはLEATTがUS8でそれ以外は全てUS9サイズ。ボクの足の大きさは26.0〜26.5cmで甲高で扁平足な典型的な日本人の足型です。

この中でダントツで窮屈じゃないのはAlpinestars tech7です。SIDIはUS9サイズの割には足先が少し窮屈な印象で、この傾向はLEATTも同様です。LEATTの場合はそもそもワンサイズダウンの影響があるのかも。

履き心地

LEATTは買って間もないため比較ができないですが、AlpinestarsとSIDIを比べるとしなやかさの面ではAlpinestarsに軍配があがります。ホールド感はあるけど、曲がるべきところは曲がってくれる感じ。

もちろんエンデューロで使用するのに必要十分なプロテクション性能はどのブーツも持っています。

耐久性

Alpinestarsの弱点はここに集約されます。いずれのブーツも足首の動きを良くするためにピボット機構がついているのですが、Alpinestars Tech7のピボットは耐久性が弱く、経年使用で外れてしまうんです。しかも、その部品は樹脂に覆われているので素人では簡単に修復できないという。

LEATTやSIDIの場合、ねじ止めになっているので万が一壊れても修復できるのでこの部分はマイナスポイントでした。

Tech7のヒンジ部
ヒンジの部分が壊れやすい

重量比較

せっかくなので、この機会に重さも比較してみました。

一番軽いのがAlpinestars Tech7で片足1.76kg、一番重いのがSIDI Crossfire3 SRSで片足2.06kgです。感覚的にSIDIが飛び抜けて重い印象を持ってましたけど、その通りの結果ですね。

興味深いのがTech7とTech7エンデューロで片足100g強の重量差があること。個体差なのか、通常モデルとエンデューロモデルとの違いなのか。。。

重量
LEATT 4.53.68kg(片足1.84kg)
Alpinestars Tech73.52kg(片足1.76kg)
SIDI Crossfire3 SRS4.12kg(片足2.06kg)
Alpinestars Tech7 Enduro3.82kg(片足1.91kg)
ブーツの重量比較
ブーツの重量比較

用途別でおすすめのブーツは?

ぶっちゃけ、デザインの好みが一番だとボクは思ってるんですが、それぞれのいいところ・悪いところをボクなりにまとめてみました。

Alpinestars TECH7

デザインが豊富で履き心地も良い!海外通販を使えばリーズナブルに買うことができる。

ピボットシステムの耐久性が悪い。

かっこよくて履きやすいけれど耐久性はイマイチなので、1, 2年程度で履き替える人にはおすすめです。

SIDI Crossfire3 SRS

ソールやレッグアッパーなどを交換可能。自分好みのパーツでオリジナルなカラーパターンも作れる。

少し重いのと、パーツが交換できるが故に泥などが隙間に入りやすくブーツ洗いが少し面倒。

主要パーツが交換できるので、こまめにメンテナンスして長く使いたい人にはおすすめです。

LEATT 4.5

まだ使い始めたばかりなので何ともいえませんが、Alpinestars, SIDI, LEATTで比べるとAlpinestars寄りではあるけど、弱点であるピボットの耐久性はLEATTに軍配があがる感じです。また、国内でも比較的安価に入手可能なところも良いですね。

まとめ

Alpinestars、SIDI、Leattのブーツを個人的視点でまとめてみました。ブーツ選びの参考になると嬉しいです。

ブーツばっか持ってても上手くなんないよ

、、、

コメント

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