MTBで山口シクロクロスに参戦してみた

自転車

1月12日に山口県下関市の深坂(みさか)自然の森で行われたシクロクロスレースにMTBで参戦してきました。

きっかけは時をさかのぼること去年の11月、元々オフロードバイクで知り合ったボンゴレ先輩(通称あさりさん)から知り合いの方のMTBの紹介を受けて衝動買いしてしまったのが始まり。

車種はキャノンデールのCUJOっていうマウンテンバイクです。マウンテンバイクについては以前、ヤマハの電動マウンテンYPJを買おうとしたものの買わずじまいになり、今回もほとんど知識のないままだったんですが、いざ引き取りに行くと150xc-w君とも色がお揃いでいい感じ。

最近は時々近所の山でMTBのダウンヒルごっこなんかを楽しむとともに、少しずつ乗り方にも慣れてきたところ。

そんな時、ボンゴレ先輩かボクのどちらが誘ったのかわからないけど、シクロクロスという自転車レースに参戦する流れに。

 ところでシクロクロスって?

簡単にいうと、障害物競走の自転車版でダート道や坂道、浜辺などを自転車で走ったり、階段やシケインと呼ばれる高さのあるボードをバイクを担いで走ったりする競技です。一周数kmのコースを30分から1時間の制限時間内で全力疾走し、その周回数を競います。ドMな競技ですね。

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Strava-Ramę Na Ramię Cyclocross Warszawaクラブページより

聞くところによると、東日本から関西ではかなり人気が出てきている一方で西日本、九州ではまだまだマイナー競技とのこと。

山口県では山口シクロクロスという名前で5年ほど前から年間4戦のシリーズ戦が行われているということで、今回はその第3戦にボンゴレ先輩とエントリー!

クラスは大まかにはカテゴリ1(C1)~カテゴリ4(C4)に分かれていて、細かく言えばそれぞれにマスタークラス、レディースクラス、キッズクラスがあるようです。

今回僕らが参戦したのはC4クラスです。このカテゴリで上位に入賞すればC3→C2→C1と昇格できる仕組み。C2以上の上位クラスはバイク自体も規格に沿ったシクロクロスバイクでの出場が義務付けられているようですが、C3以下はマウンテンバイクでの出場もOKだそうです。

いざ、参戦

朝6時に自宅を出て8時前に会場に到着。前日の晴天が嘘のような小雨が降る寒い朝((((;゚Д゚))))

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実は前日にレース会場を使ったライディングスクールがあり、そちらにも参加していました。全日本上位の竹之内選手と小森選手という現役ライダーに教えてもらえる贅沢な時間。

下のツイートの通り、深坂でのレースは林間コースがメインとなっていて、ちょこっとだけエンデューロを感じることができます。スクールでは自転車でのコーナリング方法や、上り下りでの姿勢、根っこの越え方、加重/抜重、そしてシケインの越え方を教えてもらいました。特に荷重移動についてはオフロードバイクよりも相当シビアで、いい練習になりますね。

話は戻って、雨が降りしきる中、車の中で暖を取りながら11時からのレースを待ちます。

10時すぎからウォームアップを開始し、いよいよスタート地点へ!(今回はZWIFTツアーでゲットしたTour de OZジャージを着ました。このくそ寒い中(4~5℃)、半袖ショートパンツ勢も結構いました。)

緊張の一瞬!

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そして、安定の出遅れ。

下のリンクが走行動画となります。自転車にアクションカムとサイクルコンピュータを取り付けて、スピード、心拍などを計測してみました。

一瞬でグイグイと上がっていく心拍、そしてダート区間では安定のハァハァ動画(´・ω・`)

半袖、ショートパンツで何の問題もなし。

森の中では自転車を担いだり、押したり。。。。

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階段区間は一度減速してしまうと普通にコケそう。

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急な下りでコースアウトしてしまう人も。

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高さ40cmのシケイン。MTBのタイヤがぶつかってバイーンと弾かれたり、持ち上げるのがしんどかったりで、レース中は殺意が沸きました。

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レース序盤は出遅れたものの、少しずつ順位を上げて最終的にはC3/C4混合クラス18台中8位、ボンゴレ先輩は6位となりました!

初めての出場にしては二人とも意外な好成績!!

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レース中は心拍も上がりっぱなしでかなり苦しい30分だけど、終わってみたらわりと楽しかったかも、と思える不思議なレース。エンデューロレースとおんなじですね。

第4戦が2月にあるそうなので、出るか出ないか迷い中ですが意外とハマりそうな不思議な競技でした。

また出たら記事にしてみます。

(おまけ)ビデオに心拍やGPSの情報を入れる方法

ビデオの中にレース中のスピードや心拍、コースデータを表示させるのに使ったのがGarmin VIRB Editというフリーソフトです。必要なのはビデオ映像と、GPSデータや心拍、スピードなどが記録された情報ファイルの二つだけ。カメラなどの機材もGarminデバイスでなくても使えます。

今回、ビデオの撮影機材としてSONYのアクションカムHDR-AS300を使いました。GPSなどの記録についてはGarminやBrytonのサイクルコンピュータやGarminのスマートウォッチなどを用いればGarmin virbで読み込み可能な情報ファイル(gpk 形式やfit形式)が記録されています。今回ボクはサイクルコンピュータ(Bryton Rider310)に記録されたデータを用いました。

使い方はGarmin virbにビデオの映像ファイルと、GPS等の記録データを読み込み、映像とGPS位置を合わせるだけ。映像づくりも簡単だし、レース中の様々な場面でのフィジカルの変化を振り返ることができるのでとても楽しいです。

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