そして翌朝6時。早起きをして下見に向かいます。
まずはスタート地点となる採石場の最深部を覗いてみる。狭そうに見えるけど、真ん中下の重機を見てもらえるとわかる通り、結構スケールがでかいです。
スタート後の1stセクションにサカがあることはツイッターの試走動画で確認していたけど、実物はいかに?
デデデン、ドン!
イメージと全然違うやん!(わかってたけど)
左下に立つmakotaさんの6,7倍の高さ、そして斜面に転がる小岩!
サカというより崖。
崖の上では救出用のロープを下す練習をしている人もいるし、、、、。
パドックに近いこのファーストヒルで300人のライダーが次々とヒルクライムするのを見るとインパクトあるよな~なんて、どこか他人事のような感想を残して次に向かうのでした。
このファーストヒルを越えるとすぐにいやらしいヒルクライム。
登り口はガレてるし、その後窪みがあるし、最後の下りはすんごい急だし。
この時点で悟りました。この辺で自分の4時間(レース)の旅は終わると。
その後の下見では、どうせ行くこともないだろうと高をくくりながら結局CP3手前のムーンサルトを遠目で下見してパドックへ戻る。
パドックがスタート地点近くにあったことからレース準備をしているとED界隈の有名人をたくさん見るわみるわ。
その後、スタート数十分前からバイクを並べるため10-20台ずつゼッケン番号後方のライダーから呼び出しがあり、バイクを並べていきます。
ボクはゼッケン14なので一番最後の方。採石場最低部には300台のバイクがずらりと並んでます。ゼッケン番号はエントリー順なんですが、競争率が高くなると予想して受付開始直後にエントリーしたらこの番号をゲット!
そしてレーススタート!見覚えのある水玉!
巻きあがる砂埃!
ここを越えると1stセクションのファーストヒル。
まだ全然人がいないけれど、振り切れるビビリミッター!
いち早くセクションを越える絶好のチャンスなのに、この時はほかの人のヒルクライムをじっくりと眺めてからトライしようと判断。
結果的に、ここでの待ちが後のレースに致命的な影響を及ぼす結果に( ;∀;)
バイクが転げ落ちるわ、人が轢かれるわ、いいラインがほとんど塞がれるわでビビリ度は増すばかり。結局20分ほどここにとどまることに。ホント、すぐにヒルクライムにトライすべきだったと後悔。
20分後、意を決して挑戦!
こんな感じになって、
バイクが頂上付近に留まる。
斜面にバイクがうまく静止してくれたので全力でヘルプを懇願し、ロープで引っ張ってもらいました。助けてくれた方、ありがとうございます。
一方そのころ、同じチームのタクチャンは全自動運転を披露し、twitterでバズることに。KTMにもプロパイロットがついてるんですね。
KTMはとてもいいバイクです
人が乗っていなくてもサカが登れます#シコクベルグ pic.twitter.com/J034m3AzQU— モブ │ タイスケカップ#22 (@Mob_CB) October 25, 2020
その後のヒルクライムなどは特に問題なく通過。見た目ほど難しくない感じ。
その次がロックセクション。とにかく渋滞がひどく、ただただしんどい。
ここで1時間ぐらい過ごすことに。
そして、その後のムーンサルトも待ち時間が1時間以上。
ムーンサルトを越えると流れがスムーズになり、採石場らしいコースを満喫!
その後チェックポイント5(CP5)を越えた後のガレ登りセクションでタイムアップ
結局、シコクベルグも4時間のうち移動時間は10分ちょっとの結果に( ;∀;)
ファーストヒルでのビビりを克服できていたら渋滞にはまらず、あと少し回れたんだろうな~。
というわけで、シコクベルグもブラックバレーに続きDNFの結果となったのでした。
結果は不甲斐ないけどこれが実力。
レース自体はすごく楽しめるものだったので、来年も必ず挑戦したいですね。
あと、タイスケさん初代チャンピオンおめでとうございます!
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