スマートトレーナーなどを使って気軽にバーチャルサイクリングができるZWIFTですが、ZWIFTには普通のトレーニング以外にもレースやグループワークアウトなどさまざまなイベントが常時開催されています。
ZWIFT Powerという無料サービスに登録すればZWIFT世界内での自分の実力(立ち位置)が分かるようになり、FTP向上などのモチベアップに繋がるのでおすすめです。
ZWIFTにいまひとつ足りないもの
ZWIFTはバーチャルな空間で世界中の人とサイクリングができる優れたサービスなんですが、自分以外のズイフターとの走行ログの比較分析機能が十分ではないんです。
例えば、こちらはZWIFTで開催されるレースの画面。現在のパワーやケイデンス(ペダル回転速度)、心拍数が左側に表示されています。右側にはレース中の順位や前後の人との秒数差やパワーがリアルタイム表示され、この値を参考にレースの駆け引きができるのです。
レースやワークアウトが終了すると、アプリやWeb上でサイクリングの個人記録が確認できます。
パワーや速度、心拍数、ケイデンスの経時データも見ることができます。
パワー分布や心拍数分布も表示されるのですが、このグループライド/レースで何位であったのかは表示されていません。
このようにパーソナルなログデータを参照することができる一方で、ZWIFTをやりこんでいく内に感じてくるのは、
世界中のズイフターの中での自分の立ち位置(実力)はどれぐらいなんだろう??
ということ。
自分の立ち位置を知ることで、モチベーションを新たにパワートレーニングを積むことができますよね。ZWIFTにはこの機能がないんです。
ZWIFT Powerとは?
ZWIFT Powerは各個人のZWIFTでのログデータを集計し、ランキングや各個人の実力レベルを比較評価する機能を持つ無料のサービスです。
ZWIFT Powerの登録方法
公式サイトにもZWIFT Powerへの登録方法が掲載されてますが、実際にやってみると少し複雑だったので機会をみて改めて登録方法についても記事にしようかと思っています。
ZWIFT Powerから得られる情報
こちらがZWIFT Powerのトップページ。いきなりリストが現れるあたり玄人好み。この画面では開催されているイベントリストが表示されていて、それぞれの距離・時間・コース・勾配・ランキング集計の有無など様々な情報表示されています。
こちらがボクの個人プロファイルの表示画面。真ん中あたりにMinimum Categoryという項目があり、ボクはCカテゴリになっています。ミニマムなので、少なくともCカテゴリ以上の実力があるとZWIFT Powerが判定しています。これがズイフターの中での自分の実力(立ち位置)となります。
“ZWIFT Insider”のサイトの情報を見るとZWIFTレースには実力に応じてクラス分けがされていて、
- カテゴリA FTPが4.0W/kgかつ300W以上
- カテゴリB FTPが3.2W/kgかつ250W以上
- カテゴリC FTPが2.5W/kgかつ150W以上
- カテゴリD それ以下
に分類されています。
ZWIFT Powerではレースに出るとカテゴリごとの順位が集計されるのですが、もし自分が判定されたカテゴリよりも低いカテゴリのレースで出場しても集計から外されてしまいます。ズルはできない仕組みですね。
楽してランキング上位を狙うことができない仕組みになっているんだ
集計表を見ると、全員のタイム、平均パワー、心拍数データなどが一覧になっていて自分と実力が近い人のパワーデータと比較することもできます。にしても一位の人のパワーはすごい。一位の人は平均パワー342Wに対し、ボクは182Wでした(涙)
まとめ
ZWIFTでの自分の立ち位置(実力)を分析できるZWIFT Powerを簡単に紹介しました。こちらを活用することで実力の近いライバルの分析などができ、パワートレーニングのモチベーションを上げる音ができます。ZWIFTをやっている人は是非登録することをおすすめします。
ワイズロードのオンラインショップではスマートトレーナーのセット販売やZWIFTのキャンペーンを定期的に行なっているので初めての人にはおすすめです。
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