テージャスランチで行われたJNCC2022ビッグディア広島COMP-Rに参戦しました。結果は1周目の途中でマシントラブルを引き起こしてしまい、心残りはありつつも途中棄権を選択しました。次に向けて切り替えよう。
テージャスランチに前日入りしてコースを下見
一週間以上雨が降っていないテージャスランチはカチパンで少しの風でも砂埃が舞うコンディション。更に4月というのに昼間は半袖でも汗が出るぐらいで熱中症が心配になる暑さ。
土曜日の早朝にJECで使ったFIMタイヤを無印VE33に交換し、ガソリンも満タン、フィルターも新品を取り付け。
VE33はなかなか使う機会がなく3年間寝かしたものを満を持して投入。このコンディションならいけるやろ。
準備に時間がかかり、結局テージャスランチへは昼前に到着しました。テント設営の手伝いできなくてごめんなさい。
COMPクラスのコース長は約10km!下見は福岡組と大分組の皆さんとご一緒させてもらうことに。
なるべくショートカットしながらも3つ設定されているボーナスラインは入念にチェック。
まずはテージャス山のボーナスライン。去年は3段だったものが今年は2段なっていました。斜度があって、見た目はエグそうに見えるけど助走が十分にとれるのでなんとかなりそう。
そしてこちらがテージャスランチ名物のラスベガス。アプローチの部分が重機で整地されている一方、写真の左下の部分は重機で削られている。斜度はあるけど凹凸がないのでレースでは多くの人が左側のラインを使っていたみたい。
全体の感想としては、路面がドライなのでクリアできないようなセクションはない印象。これが結果的にレース当日の油断に繋がることに。
その後、事前受付を済ませて風呂に入ってZIMテントで前夜祭。午前4時ごろから整備したこともあり、10時ごろには就寝。いよいよ明日はレース!
不完全燃焼で終えたCOMP-R
去年はクラス29位だったので、今年は排気量も上がったこともあるのでそれ以上の順位を目指す!
スタート位置は最前列を確保。そしてスタート。最初の難関、密集するファーストコーナーも接触することなくクリア。
その後は同じチームのジュン君を追いながら進む展開。
1周目は団子状態で進むので砂埃がすごく、口や鼻の中に容赦なく襲い掛かる。
テージャスランチって鹿のフンが至る所に転がっているので何が起きているのか想像がついてしまうのだけど、あまり深く考えないことにした。
ロックセクションを通過した後は1つ目のボーナスラインであるテージャス山の2段ヒル。斜度はあるけど普段の練習の甲斐もありミスせずに通過。
その後は移動路区間が続く。ラインの選択ミスなどでジュン君に引き離されるものの、V字谷でのちょっとした渋滞で再び追いついたりする展開。
この辺りで、余裕をこいて今回は何周回れるかな?なんて考えつつラスベガスに到着。
下見の時は写真で右から二番目のラインで行こうと決めていたけど、皆さん一番左のラインを選択する人が多いみたい。
少し迷いながらも、このコンディションならどこでも行けるでしょ。と余裕をこいて右から二番目のラインに進んでいったものの、少し助走が足りない。でも、そのまま突っ込んでみる。
すると、ヒル途中の段差でバイクが浮いてアクセルを閉じる→慌ててアクセル開け足し→捲れるというお決まりのパターンでバイクが転がり落ちる。
一度失敗してしまうとさっきまであった謎の自信ゲージが0になり、エスケープへ逃げ込む。(もう一回チャレンジしとけばよかった)
そしてエスケープのデカタイヤセクション。さっきの失敗で心をモヤモヤさせながらフロントを浮かせようとしたところ、謎のアクセルワイドオープン。
バイク共々吹っ飛んで大事なところを強打。もう泣きっ面に蜂
ここでシフトペダルが大きく曲がってしまい、シフトチェンジができず一速固定状態に。しかも、フロントブレーキのマスターシリンダの蓋もネジが外れてブレーキフルードがほとんど空に。
この後、騙し騙しで1周し、2周目の途中で修復を試みたものの上手くいかず断念。
僕のJNCC広島2022はここで幕を閉じたのでした。
思い当たる敗因はたくさんあるけど、今回は路面コンディションが良く慢心して慎重な走りができなかったのが一番の原因。
また5月に同じテージャスでビギエンがあるので、今回の反省を活かしたいですね。
リタイヤ後はカメラマンに転身しました。やっぱ、早い人はフォームがめちゃくちゃきれい。このようなフォームを見習わないと。
google photoに写真をアップしてますのでご自由にお使いください。削除依頼などがあれば対応いたします。
ご一緒させていただいた皆さん今回もありがとうございました。
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