これまでの改造点として、ナビ&ETC&バックカメラの取り付け、リアシートの取外し、塗装コンパネを使った床張り、運転席&助手席シートレールへのアイボルトの取付け(タイダウン用)となります。
今回はカーテンの取付けと荷室後方へのアイボルト取付けを行うと共に、実際にWR250RとCBR650Fを積み込んでみました。
自分で一つ一つD.I.Y.していくのは超楽しいです。サンバーちゃんのバイク積載最適化作業もいよいよ終盤です。
サンバーの荷室です。リアシートを外してコンパネを敷くだけのシンプルさで、軽としては広大な空間が出来上がりました。
室内をカーテンで分離
軽バンは広大な室内空間のトレードオフとして、6月で気温がさほど高くなくてもエアコンがなかなか効かず暑ぅ~いです。
そこで、ホームセンターで398円の突っ張り棒と1000円のバスカーテンを買って運転席と荷室を簡易的に分離しました。しっかり冷えるか半信半疑だったんですが、効果は抜群!寒いぐらいにすぐに冷えてくれます。
更に半透明であり前方から見てもバイクが隠れるため防犯効果も期待できます。プライバシーも保護され、車中泊にも使えそう。
ちなみに、こんなやつの組み合わせです。サンバーのルーフは狭まっているので120cm程度の突っ張り棒で十分です。
荷室後方にアイボルト設置
荷室前方にはシートレール用のM10ネジをアイボルトに変えて、左右からタイダウンできるように既に改造しています。今回、後方用に新たにエンジンルームのメンテナンスハッチを固定しているM8ねじをアイボルトに変えました。B&Dのマルチツールを使ってコンパネに切り込みを入れて、簡単に出来上がり。
アイボルトにタイダウンベルトを接続することで、急ブレーキなどでバイクが前方へ滑り出すことを防いでくれます。(M8のアイボルトは耐荷重が80kgなので気休め程度の効果かもしれませんが。)
以上で、サンバーちゃんのトランポ化DIYは完了です。最後に、WRとCBRそれぞれの固定法について記しておきます。
WR250Rの固定
フロントタイヤの下には高さ12cmの踏み台を敷いています。この踏み台があるお陰でバイクを楽に取り出すことができます。
タイダウンベルトで前席側アイボルトとハンドルを固定します。
後ろから見た図。左側にラダーレール2本と純正のゴムシートを転がしてます。右側には60cm×190cm程度の空間が余っていて仮眠ぐらいはできそう。
バイクを積み込むときにはタイダウンベルトでフロントフォークを縮める必要がありますが、一旦室内に入れれば解放してもご覧の通り大丈夫です。
CBR650Fの固定
続いてCBRの固定。まずフロントタイヤについては12cmの踏み台だけでは足りず、嵩上げが必要です。今回は床張り作業で余ったコンパネを重ねて60mm上げました。初めての積載の時、踏み台に直接ダイブさせてしまったのですが、引き出すことができず、ジャッキアップすることで何とか脱出。
WRの場合は嵩上げなくとも引き出せるので、CBRの重さをこんなところで感じてしまいました。
タイダウンベルトでフロントのアイボルトとハンドルを固定します。カウルに傷つかないように、雑巾で保護。フロントブレーキは動かないように輪ゴムでしっかりと固定。
後ろから見た図。
車体左側の写真。ラダーレールを積み込んでもまだ荷物を置ける空間があります。リアシートの足元の空間の他、リアシート下にも高さ15cmぐらいの空間があり、メンテ道具などを置くことができます。
以上、サンバーにオフ車とロードスポーツ系のバイクの両方を積載したい方の参考になれば幸いです。
ちなみに、WRが積載された状態からCBRを積み込むまでにかかる時間は15分程度です。
結局D.I.Y.でいくらかかった?
- ナビ(ヤフオクで買った中古) 26,000円
- バックカメラ 1,900円
- ETC 6,000円
- コンパネ2枚 3,000円
- 踏み台 2,000円
- アイボルト 3個 1,000円ぐらい
- 突っ張り棒 400円
- バスカーテンとリング 2,000円
- ラダーレール 2本 14,000円
- タイダウンベルト 2,000円
- B&Dマルチツール 19,800円
- 合計 78,100円
そこそこの値段となりましたが、バイク積載の快適空間作りと考えれば自分としては大満足です。
さてと、今度はどこをいじっていこう?
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