GW明けの5/13,14の二日間、熊本県と宮崎県の県境にある椎矢峠を目指すキャンプツーリングに行ってきました。
椎矢峠とは
この「椎矢峠」を知ったきっかけは「峠と旅」というホームページです。以下、椎矢峠の記述を引用させていただきます。
九州の中では何をおいても第1番にあげるべき峠がこの椎矢峠だと言わなければならない。宮崎県椎葉村と熊本県矢部町との県境の峠で、椎葉村側は椎葉林道、矢部町側は内大臣林道と長い未舗装の林道が続き、峠の標高も1460mと高く、九州ではぴか一の規模を誇っている。
この一節を見ただけでワクワクが止まりません。ツーリングマップルを確認してみても、おすすめダートとして紹介されているので何とかなりそうです。
今回のルート
椎矢峠は熊本県と宮崎県の県境にあり、山口からでは日帰りツーリングは難しそうなので、近場のキャンプ場で一泊し、2日目に制覇することを目指しました。
一日目は山口から関門海峡を渡り、大分県のくじゅう連山や熊本県の阿蘇を抜けて宮崎県の五ヶ瀬町のキャンプ場を野営地としました。
おすすめスポットいろいろ
五ヶ瀬へ向かう途中のくじゅう連山、阿蘇周辺は絶景が目白押しのおすすめルートです。
大分県「耶馬渓」 新緑が気持ちいぃ!
苔むした歩道に乗り上げ、WR君も危うく転倒の危機。
大分県「長者原」 飯田高原にあり、写真奥のくじゅう連山へつながります。ここは大好きなツーリングスポットで、車やCBRで何度か訪れましたが今回は車が少なく快適でした。
くじゅう連山の中腹から飯田高原側をパシャリ。
峠を越え南下すると、阿蘇へ続く雄大な景色が楽しめます。
v(・∀・)Yaeh!
天気が良いので定番の大観峰へ寄り道。ここでXTZ乗りの大学生に声を掛けられて、しばし談笑。これから少しずつオフの装備などを充実させていくそうです。
この後、ゆっくりと景色を楽しみながら15時前に五ヶ瀬町の服掛松キャンプ場に到着。受付を済ますと、ボッチで寂しいと憐れまれたのかツーリングチームの方に声を掛けられて夜はご一緒させていただくことになりました。
まだまだ夕方には時間があるので五ヶ瀬町の林道「大仁田山スカイライン」に行ってみることに。
大仁田山スカイライン
流血で有名なあの方の顔が思い浮かびます。この辺りでは有名な林道なようで宮崎観光情報のページに以下のような記載があります。
いずれもモトクロスバイクやマウンテンバイクのツーリングコースとして最適。少々上り坂はきついが、見晴らしは最高。ライダー達の間で今うわさのコース。
何かと疎まれることが多いオフローダーですが、県の情報ページで歓迎されることがあるんですね。
大仁田山スカイラインは五ヶ瀬町と諸塚村を跨ぐ飯干峠(国道503号)を起点に大仁田山の尾根を南へ下るルートです。今回は、その北側の舗装林道である六峰街道を起点として、飯干峠→大仁田山スカイラインへ南下するルートを選択しました。
①六峰街道からの山々の眺め。四国に行った時も山深さに感動したんですが、九州もこの辺りは相当なもんです。
エンジンを止めると風の音と鳥のさえずり以外は何も聞こえません。
更に南下していくと、国道503号線の飯干峠付近に抜けます。
②林道大仁田山線の起点、舗装されています。
大仁田山スカイラインに入ると巨大な風力発電の風車に出迎えられ、その一帯は舗装されています。
③巨大な風力発電所の脇を進んでいくと
④お待ちかねのダートの始まりです。全般的に小岩がゴロゴロしていますが、道幅も広く、走りやすい道です。
⑤林道の途中、開通記念碑前でパシャリ。
⑥さらに進むと展望が開けてきます。一部崩落している場所もあるので注意しながら進みます。
⑦分岐点、小原井方面へ抜ける林道に接続しています。
う~ん、良く似合うなぁ。
⑧その後、ダートと舗装路が交互する絶景道を数km過ぎると徐々に高度を下げていきます。
⑨小原井林道の終点
はぁ~、楽しかった!
一日目で林道成分を十分に満喫し、服掛松キャンプ場へ戻ると、夜はツーリングチームの方の宴会に合流させていただきました。
いよいよ明日は、今回のメインイベント「椎矢峠」を目指します。
②へ続く
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