7月31日にJECが開催される予定の御所オートランド(熊本県)で行われたオンタイムエンデューロ体験会に行ってきました。
講師は池田さん。以前、スピードパーク恋の浦で行われたオンタイム体験会を主催されるなど、オンタイムの楽しさを一人でも多くのオフロードライダーに伝えようと活動されていて、このような行動力に僕は尊敬してしまいます。
今回は前日にゴップさんと合流する予定だったので土曜日のうちに自宅を出発。高速使って3時間半、約280kmの道のりは結構遠い。昼過ぎに出発したけど到着は19時半ごろ。
御所オートランドは阿蘇の外輪山の南、熊本県上益城郡山都町にあり、県道39号を曲がってから数km区間の林道?農道?を辿った先にあります。分岐毎に黄色い目立つ看板が立てられているので以前のように迷うことはなくなっていました。
下界の気温は32℃ほどあったのに対し、到着時の御所の気温は23℃で涼しい!
到着後、池田さんやゴップさんご家族の夕食にご一緒させてもらうことに。空きっ腹での酒のせいですぐに酔いが回ってしまいました。
そして就寝。暑くて寝苦しいことはなく、むしろ肌寒いくらい。7月末のJECも夜間は寝苦しいことはなさそうです。
御所オートランドはホスピタリティが高い施設がたくさん
そして翌朝。鳥の囀りや虫の鳴き声が心地よい。
御所オートランドは周囲に民家が一切ないような大自然の中に位置する広大なオフロードコース。なのに電気は通っていて夜間は駐車場に照明が灯されている。10人以上余裕で入れそうな東屋も完備!ここでいただいたコーヒーは最高においしかった。
駐車場には男女別にウォシュレットが完備されていて、その隣には給湯器付きのシャワーも完備されていた。これまで行ったことのあるオフロードコースでここまで設備がしっかりしているところはない!
JEC御所を意識したオンタイム講習会
当日のスケジュールやコース図はこんな感じ。コース図がバッサリしすぎて笑える。
まず、座学でオンタイムエンデューロのルールを教えてもらう。オンタイムはこれまで3回出場したことがあり、頭の中ではルールを覚えていたつもりだけど、今回は走行中に予定外の出来事が発生しあたふたしてしまった。
まずは、リアタイヤのパンク。前日に09ゲコタから33sに交換したところチューブを噛んでいたみたい。こちらは講習会前になんとか交換を済ませられた。
そしてパルクフェルメにバイクを仕舞う時間。
今回の参加台数は25台。
その後、JEC本番さながらにタイムカードが配布される。
模擬レースは1分おきに3人同時スタート。周回数は5。ルート→テスト→タイムチェックの繰り返し。今回の講習会ではルート区間はエンデューロ外周コース、テスト区間はモトクロスコース。
そしていよいよ模擬レースがスタート。僕は5組目。前日の雨で水を含んだ御所の土は滑りやすく、1周目のルート区間では転倒や軽いスタックがちらほら。
その後、しばらく進んでいくと前方からバイクが走ってきて危うく正面衝突しそうになった。びっくりさせてごめんなさい。
どうやらどこかでミスコースしてしまい、僕らが逆走をしていたらしい。
一旦引き返して正規のルートに戻ったものの、ここで既に10分程度のロスしている。
その後、テスト区間の入口に戻った時点でタイムチェックまで残り1分。テストコースは数分かかるため、遅着間違いなし!
テストコースを3分ぐらいかけてゴールし、タイムチェックに戻る。
既に指定時間をオーバーしているのでどのようにしたらいいのかわからずにいると、池田さんに声をかけてもらった。遅着した場合、待機せずにすぐさまタイムチェックポイントに入るのが正解らしい。(待機していると遅着時間が遅れるだけなので)
時間をタイムカードに記入してもらったところ、指定時間より3分遅れ。しかも、パドックで休憩することなく2周目に突入することに(笑)
2周目以降は自分のペースを掴んでリラックスして走れるようになりました。
そして、5周したところで模擬レース終了。
今回はコースミスによる遅着ペナルティは免除されてリザルトを計算していただきました。
結果は12位。安定して3分2〜7秒を叩き出している。上位は2分20〜40秒台で周回毎にで30秒ぐらいの差がついていた。
差がつきそうなポイントが自分でもいくつか思い当たるところがあるので、次回の本番ではそこを意識して走るようにしたいところ。
今回はオンタイムで初めて遅着してしまい、身をもってその対処法などを経験できたところは大きな収穫でした。
御所オートランドのスタッフの皆さんや講師の池田さん、企画や運営大変でしたでしょうがとても貴重な体験をさせてもらいました。ありがとうございました。
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