そしてレース当日の朝。天気は土曜日に続いて快晴!!
10月といっても標高の高いスキー場なので外気温は7度と真冬並みの寒さ!!息が白いです。
レースは午前10時にスタート。着替えも終わってバイクの調整をしているところでザキくんに写真を何枚か撮ってもらいました。ありがとう。
新調したA-starのウェアでのデビューです。
こちらがブラックバレーのコース。 盛沢山のセクションですね。
スタート直後のヤミ金キャンバーで渋滞させ、その後のセクション渋滞を分散させるのが狙いだとか。今回はスタート位置が最後尾なので、ヤミ金に着いた時にはもう大渋滞のはず。
そしてレーススタート!3時間の苦行のはじまり。
動画はYoutubeに公開しています。お暇な方はどうぞ。
ガーミン君を腕につけてGPSログも計測です。
ヤミ金手前のプチ渋滞も上手くかわして
ヤミ金キャンバー渋滞にはまる。
このヤミ金キャンバーはほぼ同じ高さの斜面を通過するセクションなので、いったん降りてしまうとヒルクライムになり難易度が急上昇。なので、バイクから降りながら下見で予習した内側すれすれのラインを渡ることに。
谷底を見ると甲高い2stサウンドがめちゃめちゃ響く蟻地獄状態。
一方のキャンバー側も5m進むのに1分以上かかるぐらいの大渋滞。
結局、キャンバーを半分ぐらい進んだところでバイクの速度を乗せられずにリアタイヤを滑り落してしまい押しごとの始まり。
松原のコースは笛太郎の赤土とは土質が違い、しっかりグリップするものの渋滞のせいで助走が取れないためなかなか上ることができず。ゼロスタートでのバランス感覚が今後の課題。
結局、同じチームのF川さんやキャプテンに助けていただきながら何とかヤミ金セクションをクリア。この時点で既に45分ぐらい経過していて残り2時間15分。
お次のセクションは「ア・ヒル」。普通にクリアできそうだと思っていたら、最後に傾斜がきつい部分があり、バックフリップ。バイクは木に引っ掛かり人間は転げ落ちる。
2度目はバイクを投げながらもとりあえずクリアして次のセクション・神棚<落下>へ。ここはビビリながらも無事クリア。しっかりと体を後ろ側に引っ張りながらステップ荷重を意識していたら何とかなりました。
続くスケカクヒルは1回目は失敗したものの、2度目で無事にクリア。
そして次は百年松ヒル。簡単そうに見えるものの上り坂に差し掛かるところに凹みがあり、減速してしまうので見た目以上にムズイ。
何度かトライした結果、一番右側のラインを攻めることで成功。
この時点で1時間半ぐらいが経過し、残るは一時間半。ゲレンデをいったん下って、次のセクション・土佐犬ヒルに。入口にはバイクがいっぱい止まっていてなんか嫌な予感。
近づいてみると入口付近はドロドロの轍があっていやらしい感じ。僕の目には3つのラインが見えて、左側から勾配一定だけど狭いライン、その右が段つきながらコース幅が広く、選択肢の多いライン。そしてさらに右はエスケープに逃げ込むことができるライン。真ん中と右は3/4登頂以降でヒルクライムに失敗したバイクが数台倒れている感じ。
一回目は一番左側のラインを狙うも、1/4ぐらいのところでバイクの制御ができなくなり撃沈。ビデオの音を聞いていると、加重が抜けたところでアクセル捻っててスリップする悪循環。このシチュエーション多いので今後の反省材料。
その後真ん中のラインなどを試しても段越えしてバイクが浮いた時のいなし方がわからずになかなかうまくいかない。
いくつかのパターンを試してみたもののどれもうまくいかず、結局残る1時間30分間トライし続けてチェッカー。こうして前回に続きボクの2度目のG-NET参戦はDNFで終了するのでした。
ガーミン君をみると、3時間のレースのはずなのに移動時間はたったの17分⤵
結局、土佐犬ヒル止まりということで全コースの1/3ぐらい走ったことになります。
今回の教訓として、
・ヒルに差し掛かる前にはできるだけ十分にスピードを乗せる
・その後はアクセル開度パーシャルを意識
・悪路でも加速できる体幹と荷重バランス
・バイクの動きに対して人間がついていく
の4点が大事だと感じました。
この反省を生かしてシコクベルグ、ビギエン松原に備えます。
(続く)
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