福岡県福津市の恋の浦ガーデンでオンタイムエンデューロ体験会なるイベントが2月17日に開催されることを知り、参加してきました。主催の池田さんとは以前、丸山と呼ばれるMXコースでご一緒したことがあるけど、まだお話したこともない方。
池田さんがすごいのはオンタイムエンデューロを九州でも広めたいという思いが周囲を共感させ、恋の浦ガーデンでの初のオンタイムエンデューロ体験会にこぎつけたのです。しかも参加者は54名!すごい!!
オンタイムエンデューロについてはいろんなサイトに紹介してあるけど、JNCCのような分かり易いクロスカントリー方式と比べるとなんだか難しそうっていうのが第一印象。
でも、今回参加して分かりました。やっぱり「百聞は一見に如かず!!」実際にやってみるとそんなに難しくなく、今回の体験会でその面白さを味わうことができました。池田さんの狙いはそこにあったんだろうな。
オンタイムエンデューロって?
細かなルールはさておき基本的な部分だけを抽出すると、、
①決められた制限時間内でコースを周回すること
②コース内にはテスト区間があって、そこではタイム計測されること。
リザルトには、①の制限時間から到着時間のズレ(プラスマイナス共にペナルティ)と②のタイム計測結果(こちらは早い方がいい)が反映されます。
コースを概念的に書いたのが下の絵です。スタート後、リエゾン区間を通過してテスト区間へ、その後再びリエゾン区間を通過して次のテスト区間へ、さらにリエゾン区間を通過してスタート地点へ戻ります。それぞれのテスト区間ではタイム計測があり、リエゾン区間ではタイム計測はありません。ただし、コース1周には定められた制限時間があります。
当日の流れ
当日のレースの流れを順を追って紹介
レース前
テープで囲まれた部分がパルクフェルメ。いったん入れるとバイクの整備できない。ガソリン、プラグなどの準備はこの前に。
パルクフェルメへの入庫完了!
レース開始
③タイムカードの指定時間になったらスタートラインの先まで車両を移動し、タイムカードをチェックしてもらってからスタート
今回の僕のケースでは9時34分に出発し、リエゾン区間~テスト区間(モトクロス)~リエゾン区間~テスト区間(エンデューロ)~リエゾン区間の約10kmを10時14分まで(40分以内)で1周します。
④スタート!玄界灘を臨むシーサイドコースを出発します
3人1組でスタートするのでリエゾン区間は団子状態になって進んでいきます。
玄界灘が眼下に広がってもう最高!わき見注意!!
そして初めのテスト区間(モトクロス)のスタート地点に到着。
ここでは各ライダーが一定の間隔を空けてスタートします。テスト区間では走行毎にタイムが計測されますが、一周目は下見ということでリザルトには反映されません。
今回のモトクロス区間はコーンとコーステープで区切られたルートを走ります。
その後、再びリエゾン区間に入ります。
で再びテスト区間(エンデューロ)へ
エンデューロ区間
その後、再びリエゾン区間となり、恋の浦ガーデン名物?の彫刻を鑑賞しながらスタート地点へ戻ります。
スタート地点にあるパドックへと戻ります。次のスタートまで10分ぐらい時間があるので、水分補給などの休憩!合法的に休憩できるなんて素敵!
レース終了
リザルト
オンタイムエンデューロを体験してみて
オンタイムエンデューロに対し、初めはとっつきにくいかと思っていたけれど、実際に体験すれば体で覚える感じ。一度やれば大体のルールは覚えることができると思いました。初心者目線で感じたいいところを書いてみると、
①レース中、ずっと気を張り詰めていなくても良い!
基本的にリザルトに影響するテスト区間を集中すればOK。リエゾン区間は林道ツーリング気分でも大丈夫です。逆に、テスト区間中での凡ミスは命取りになってしまいます。
エンデューロ区間、モトクロス区間などでそれぞれ必要とされるスキルが異なるため総合力勝負となります。嫌がおうにも総合力を鍛えなければ!と思うようになります。
制限時間内にパドックに戻れば合法的に休憩できます!JNCCなどのクロスカントリーエンデューロ中は休憩すると罪悪感を感じてしまうけど、オンタイムではその罪悪感が皆無!!!
コメント
オンタイムはただ走るだけじゃなくてオンオフがはっきりしているので楽しいですよね!!僕が行きたくてでもいけなかった北海道の日高2DaysENDUROにチャレンジしてみてほしいです!!人生が変わるらしいです!
日高2Days、憧れますね~。今年知り合いの方が参加するそうなので羨ましく思ってたところです。いつかチャレンジしたい!